1626年、ブドウ農家だったジャン・トリンバックが、アルザスのリボーヴィレで創業。4世紀にも及ぶ長い歴史を持ち、その伝統や栽培、醸造に至るまで、全て家族経営で守られきた。トリンバックで最高峰のグラン・クリュ「クロ・サンテューヌ」は、200年以上前から単独所有し、わずか1.67haの畑から年間数千本しか生産されない。辛口にこだわったワイン造りを行っているが、特にリースリングの醸造においては、純粋な果実のアロマや味わい、ミネラル感を引き出す為、マロラクティック発酵を一切行わなず、ステンレスタンクと大樽を使用。また、瓶熟成が高品質を生み出すと言う考えから、収穫の翌春にはボトリングを行う。この拘りこそが、世界のトップ10白ワインメーカーと称される所以である。