Penfoldsペンフォールズ

1844年、英国から移住してきた医師、クリストファー・ローソン・ペンフォールズが、サウスオーストラリア州で医療向けにワイン造りを開始したのが始まりである。彼の没後は子孫に受け継がれ、サウスオーストラリアで最も成功しているワイナリーとなった。1950年代にボルドーに匹敵する長期熟成ワインを目標として造られ、現在ではフラッグシップワインとなった「グランジ」は、「様々な畑や地域から厳選されたブドウをブレンドして、最上のワインを造る」という哲学により生み出された。ペンフォールズでは「マルチリージョナルブレンド」という考え方を基にし、複数の畑のブドウをブレンドしたワインが主に造られている。Binシリーズは全てナンバーがついているが、この数字はかつて使用していた樽の管理番号が由来となっている。2016年、ドリンクス・インターナショナル誌によって「世界で最も称賛されるワインブランド」1位に選出された。