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2.5
2015/2016 クレモン・ペルスヴァル シャムリィ 1er クリュ エクストラ・ブリュット モンターニュ・ド・ランス シャンパーニュ/フランス 日曜日のワイン・その1 娘氏の彼氏が、急遽来宅することになり、前日から、おおわらわで接待の準備に取り掛かりました。 もう何度も会っていて、ご飯もその都度ご一緒していますが、わが家に来ていただくのは初めてなので、ちょっと緊張しますね(๑˃̵ᴗ˂̵) お料理は、とりあえず「切って出すだけ」とか、「鍋に放り込んで煮るだけ」みたいな方向性でなんとか手当てし、ワインはわが家にある、室温放置か冷蔵庫ストックの野良在庫から…。 乾杯の泡は、やはりシャンパーニュでしょ! ということで、しばし悩んでクレモン・ペルスヴァルのシャムリィ 1erクリュ エクストラ・ブリュットにしました。 つくり手のクレモン・ペルスヴァルは、10年ぐらい前からちらほら見かけるようになったレコルタン・マニピュランです。 ジャック・セロスのもとで修行したというキャリアと、小規模ドメーヌのためフランスでも入手困難という希少性、そして何よりその品質の高さから、日本でも注目を集めていましたが、最近、市場でほとんど見かけなくなりました。 というのも、現在、ヨーロッパ以外への輸出を止めているとのことで、そりゃ見当たらないわけです…。 このシャムリィ 1erクリュ エクストラ・ブリュットは、シャルドネ 85%、ピノ・ノワール 8%、ムニエ 7%からなる、彼らのスタンダード・キュヴェに当たります。 使用されるぶどうは2年に跨るマルチヴィンテージ、複数の畑から収穫された、マルチセパージュでによるワインがアサンブラージュされたもの。 しかし、将来的に目指しているのは、「ブルゴーニュのようにテロワールを明確にしたシャンパーニュ」だそうで、「単一品種・単一区画・単一年でシャンパーニュを造っていきたい」という希望があるそうです。 つまり、「理想の未来」に至る旅路の途次にあるワインということです。 青年らしい「夢」や「未来」を語ったり、それを聞いたりする際にいただくワインとして、とても相応しいワインではないでしょうか? さて、実際にいただいたワインは、非常にクリアなプラチナゴールドの色味で、泡立ちは繊細なタッチのきめ細かなタイプですが、素晴らしい勢いと持続性あります✨ 外観からは、ひと目でわかる、あからさまな上質さを感じます(笑) 香りを取りにいくと、とても品の良い新鮮な柑橘系や、瑞々しい青リンゴのような果実香と、カリカリッとグラスをスクラッチするような、硬いミネラルのニュアンスをまとっているのを感じます。 バックラベルによれば、ぶどうの収穫は2015年と2016年で、ティラージュ(瓶詰)は2017年4月、デゴルジュマン(澱引)は2019年の7月だそうです。 瓶熟の期間はそこそこあるわけですが、実際にいただいてみると、かなりフレッシュな状態。 口に含むと、とてもドライな味わいながら、しなやかで強靭な酸による骨組みの中に芳醇で奥行きのある果実味が収まっており、絶妙なバランスが素晴らしいですね♪ 泡のきめ細かさによる口当たりのまろやかさや、「ほどよい」としか形容しようのない熟成感もまろび出てきて、飲み進めれば飲み進めるほど、全体が「丸い」印象に。 余韻は長く、味わいの変化も愛でながら、優雅なひとときを愉しませてもらいました✨✨ 理想を追い求めるワインづくりが、ここからどう変わっていくのか? いろいろな意味で、変化を見守りたい…そんなつくり手さんなんですが、日本への輸出を再開してくれないですかね?
iri2618 STOP WARS
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2015/2016 クレモン・ペルスヴァル シャムリィ 1er クリュ エクストラ・ブリュット モンターニュ・ド・ランス シャンパーニュ/フランス 日曜日のワイン・その1 娘氏の彼氏が、急遽来宅することになり、前日から、おおわらわで接待の準備に取り掛かりました。 もう何度も会っていて、ご飯もその都度ご一緒していますが、わが家に来ていただくのは初めてなので、ちょっと緊張しますね(๑˃̵ᴗ˂̵) お料理は、とりあえず「切って出すだけ」とか、「鍋に放り込んで煮るだけ」みたいな方向性でなんとか手当てし、ワインはわが家にある、室温放置か冷蔵庫ストックの野良在庫から…。 乾杯の泡は、やはりシャンパーニュでしょ! ということで、しばし悩んでクレモン・ペルスヴァルのシャムリィ 1erクリュ エクストラ・ブリュットにしました。 つくり手のクレモン・ペルスヴァルは、10年ぐらい前からちらほら見かけるようになったレコルタン・マニピュランです。 ジャック・セロスのもとで修行したというキャリアと、小規模ドメーヌのためフランスでも入手困難という希少性、そして何よりその品質の高さから、日本でも注目を集めていましたが、最近、市場でほとんど見かけなくなりました。 というのも、現在、ヨーロッパ以外への輸出を止めているとのことで、そりゃ見当たらないわけです…。 このシャムリィ 1erクリュ エクストラ・ブリュットは、シャルドネ 85%、ピノ・ノワール 8%、ムニエ 7%からなる、彼らのスタンダード・キュヴェに当たります。 使用されるぶどうは2年に跨るマルチヴィンテージ、複数の畑から収穫された、マルチセパージュでによるワインがアサンブラージュされたもの。 しかし、将来的に目指しているのは、「ブルゴーニュのようにテロワールを明確にしたシャンパーニュ」だそうで、「単一品種・単一区画・単一年でシャンパーニュを造っていきたい」という希望があるそうです。 つまり、「理想の未来」に至る旅路の途次にあるワインということです。 青年らしい「夢」や「未来」を語ったり、それを聞いたりする際にいただくワインとして、とても相応しいワインではないでしょうか? さて、実際にいただいたワインは、非常にクリアなプラチナゴールドの色味で、泡立ちは繊細なタッチのきめ細かなタイプですが、素晴らしい勢いと持続性あります✨ 外観からは、ひと目でわかる、あからさまな上質さを感じます(笑) 香りを取りにいくと、とても品の良い新鮮な柑橘系や、瑞々しい青リンゴのような果実香と、カリカリッとグラスをスクラッチするような、硬いミネラルのニュアンスをまとっているのを感じます。 バックラベルによれば、ぶどうの収穫は2015年と2016年で、ティラージュ(瓶詰)は2017年4月、デゴルジュマン(澱引)は2019年の7月だそうです。 瓶熟の期間はそこそこあるわけですが、実際にいただいてみると、かなりフレッシュな状態。 口に含むと、とてもドライな味わいながら、しなやかで強靭な酸による骨組みの中に芳醇で奥行きのある果実味が収まっており、絶妙なバランスが素晴らしいですね♪ 泡のきめ細かさによる口当たりのまろやかさや、「ほどよい」としか形容しようのない熟成感もまろび出てきて、飲み進めれば飲み進めるほど、全体が「丸い」印象に。 余韻は長く、味わいの変化も愛でながら、優雅なひとときを愉しませてもらいました✨✨ 理想を追い求めるワインづくりが、ここからどう変わっていくのか? いろいろな意味で、変化を見守りたい…そんなつくり手さんなんですが、日本への輸出を再開してくれないですかね?
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