栽培地所の名のもとに売られた最初のボルドーワインはシャトー・オー・ブリオンである。1855年の格付けでメドック以外のワインで等級付けされた唯一のワインであり、また第1級に格付けされた。1953年に作られたグラーブの赤13の公式格付けのトップの座を占める。シャトー自体は1550年に建てられ、畑の起源はジャン・ドゥ・ポンタックに帰する。オー・ブリオンのワインを他のものと区別するものの1つに、新しくデザインしたボトルの形がある。首が長く、より丸みのあるボディで、18世紀初期のクラレットボトルの形とほとんど同じである。これは、1958年のヴィンテージに初めて使用された。ラベル上のシャトーの魅力的な絵は、1920年頃貧弱なデザインへと変えられた。しかしながら、この素晴しい絵が彫られた原石はまだ存在しており、1974年のヴィンテージより再び、ラベルは本質的に最初のスタイルと同様である。「コメント提供:ピーロート・ジャパン 株式会社」