その名を古いガスコーニュ人の言葉「caux」からとっており、この地域の18世紀の地図に見られ、「砂利の斜面」という意味がある。名前のもう半分は、その名のもとにシャトーの評判が確立されたデストゥルネルである。1811年に彼の家族が所有地を売却した後、1821年に彼はそれを買い戻した。通例のシャトーを建てないことを決意し、そのかわりに古典的な、そして、インド洋を旅した時に影響された東洋調のスタイルの混じった巨大な貯蔵庫を建てた。コス・デストゥルネルは、ポイヤック境界線のすぐ北の砂利の隆起上に横たわっており、隣人には有名なラフィット・ロートシルトがある。コスは、メルロの割合が高いことで他と区別されており、また新樽使用の割合も異なる。他のシャトーと違い、樽に入れられる前に、ワインはフィルターを通される。「コメント提供:ピーロート・ジャパン 株式会社」