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3.5
20240516 ジャン・マリー・フーリエ’17 ‘18 ‘21飲み比べ ③ブルゴーニュ ルージュ VV 2017 色調が薄くなって、グラデーションができている。オレンジも進んでる感じ。 香りが硬くて、一番古いVTながらまだ開いていないような印象。 果実よりも落ち葉とか下草の香りに、新樽なのか甘やかな香り。湿った土や暗い森。何年か前までよく感じていたブルゴーニュ感。 少し回すとふわっとか華やかな赤・ピンクの花束。梅や紫蘇、出汁感。レザーもいる。 キリッとした酸味は線が細く、垂直に伸びで行く。 輪郭が削がれてる感じ。ほんのりとした樽の苦味も心地よく、時間が経つにつれ果実がさらに削がれてクリアになってとてもエレガント。酸味やミネラルも透明感がある。 紅茶、何かしら白い印象のハーブやスパイス。 余韻も、赤い花のニュアンスが長く残る。 この中では古いVTなのに、一番クリアに酸味を感じる。まだもうちょっと置いても良くなりそうな。 線が細く、繊細で複雑。VVだからか、ACブルなのに味と香りの要素が複雑。良い梅の塩味と良い出汁の透明感。 アルコールは12.5%くらいか。全て13%でした。 飲み比べてみた感想としては、 21VTは、果実味が目立ちながらも予想通り綺麗な作りだった。 18VTは、やや単調で何かスコンと中抜けしたような印象。状態かもしれないが、今持ってる18年は早く飲んでおかないと、などとそこはかとなく焦りを感じる。 17VTに関しては、今まで経験していたブルゴーニュの良い作り手の素晴らしいACブルゴーニュ、という要素をストレートに感じた。 直近VTは、村名でもニューワールドみたいな凝縮した果実の印象と味の濃さに、もうブルゴーニュもそこまで追いかけなくてもいいかな、と思っていたけど、広域でこの繊細さ、やっぱり作り手によるのだな。と実感。 しかしながら、ACブルゴーニュ2021が¥11,000となると、いくら美味しくても手が出ない。
Pietro
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20240516 ジャン・マリー・フーリエ’17 ‘18 ‘21飲み比べ ③ブルゴーニュ ルージュ VV 2017 色調が薄くなって、グラデーションができている。オレンジも進んでる感じ。 香りが硬くて、一番古いVTながらまだ開いていないような印象。 果実よりも落ち葉とか下草の香りに、新樽なのか甘やかな香り。湿った土や暗い森。何年か前までよく感じていたブルゴーニュ感。 少し回すとふわっとか華やかな赤・ピンクの花束。梅や紫蘇、出汁感。レザーもいる。 キリッとした酸味は線が細く、垂直に伸びで行く。 輪郭が削がれてる感じ。ほんのりとした樽の苦味も心地よく、時間が経つにつれ果実がさらに削がれてクリアになってとてもエレガント。酸味やミネラルも透明感がある。 紅茶、何かしら白い印象のハーブやスパイス。 余韻も、赤い花のニュアンスが長く残る。 この中では古いVTなのに、一番クリアに酸味を感じる。まだもうちょっと置いても良くなりそうな。 線が細く、繊細で複雑。VVだからか、ACブルなのに味と香りの要素が複雑。良い梅の塩味と良い出汁の透明感。 アルコールは12.5%くらいか。全て13%でした。 飲み比べてみた感想としては、 21VTは、果実味が目立ちながらも予想通り綺麗な作りだった。 18VTは、やや単調で何かスコンと中抜けしたような印象。状態かもしれないが、今持ってる18年は早く飲んでおかないと、などとそこはかとなく焦りを感じる。 17VTに関しては、今まで経験していたブルゴーニュの良い作り手の素晴らしいACブルゴーニュ、という要素をストレートに感じた。 直近VTは、村名でもニューワールドみたいな凝縮した果実の印象と味の濃さに、もうブルゴーニュもそこまで追いかけなくてもいいかな、と思っていたけど、広域でこの繊細さ、やっぱり作り手によるのだな。と実感。 しかしながら、ACブルゴーニュ2021が¥11,000となると、いくら美味しくても手が出ない。
Pietro