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3.0
20240611 ベルナール・ボドリー シノン・レ・グランジェ2020 しっかりと濃いめのガーネット。縁はまだ紫が強く若い感じ。グラスの向こうが見えないくらいの色素の詰まり具合。 香りは開いていて、グラスを少し動かしたただけで熟したブラックベリーやカシスの香りが漂ってくる。 その中に少し粘土のような土っぽくアーシーな香りがあり、ホコリも感じたりする。 田舎っぽいというか原風景と言えばよいのか、そんなニュアンス。 香りから味わいが想像できるくらいの濃縮感のある香り。 飲んでみると、香りにあった濃縮感や成熟感はアタックからは感じられず、赤いベリー系のクリアか酸味が先頭にやってくる。 その後に、軽く熱を通したブルーベリーやカシスのコクのある果実味。 タンニンもざらりとしていて洗練されてはいないが、嫌な感じではない。 アフターにも土や根っこのような、ちょっと漢方薬的な香ばしくスモーキーな根菜のニュアンスがある。 アルコールは13.5%くらいで中程度でしょうか。 ところが、これも12.5%…。 「王道のカベルネ・フラン」って謳い文句だったけど、こんな感じ?となる。 確かに、最近ロワールのカベルネ・フランは柔らかいテクスチャーでチャーミングな果実味のものに当たることが多く、久しぶりに野菜の香りがするものをいただいた気がする。 この前にいただいた、マルサネロゼもこのカベフラも、どっちも果実の凝縮感があるからなんだろうか、なんとなくアルコールが高い印象になってしまう。 言い訳。
Pietro
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20240611 ベルナール・ボドリー シノン・レ・グランジェ2020 しっかりと濃いめのガーネット。縁はまだ紫が強く若い感じ。グラスの向こうが見えないくらいの色素の詰まり具合。 香りは開いていて、グラスを少し動かしたただけで熟したブラックベリーやカシスの香りが漂ってくる。 その中に少し粘土のような土っぽくアーシーな香りがあり、ホコリも感じたりする。 田舎っぽいというか原風景と言えばよいのか、そんなニュアンス。 香りから味わいが想像できるくらいの濃縮感のある香り。 飲んでみると、香りにあった濃縮感や成熟感はアタックからは感じられず、赤いベリー系のクリアか酸味が先頭にやってくる。 その後に、軽く熱を通したブルーベリーやカシスのコクのある果実味。 タンニンもざらりとしていて洗練されてはいないが、嫌な感じではない。 アフターにも土や根っこのような、ちょっと漢方薬的な香ばしくスモーキーな根菜のニュアンスがある。 アルコールは13.5%くらいで中程度でしょうか。 ところが、これも12.5%…。 「王道のカベルネ・フラン」って謳い文句だったけど、こんな感じ?となる。 確かに、最近ロワールのカベルネ・フランは柔らかいテクスチャーでチャーミングな果実味のものに当たることが多く、久しぶりに野菜の香りがするものをいただいた気がする。 この前にいただいた、マルサネロゼもこのカベフラも、どっちも果実の凝縮感があるからなんだろうか、なんとなくアルコールが高い印象になってしまう。 言い訳。
Pietro