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2.5
2016 シャトー・ド・ベル シャブリ キュヴェ・ジェル ブルゴーニュ/フランス 3/26 銀六ワイン会@アイアンバーク グリル&バー・その2 火曜日の夜、銀座SIX 6階のレストランに4人集まって、銀座の夜景を眺めながらの持込みワイン会。 2本目は、mamiko·˖✶さんから自然派の熟成シャブリ。 2016年は、霜の影響でほぼ全滅という、たいへん気候条件の厳しい年で、通常の年につくっている個別のキュヴェや畑毎のワインを、まったく醸造できなかったそうです。 苦渋の決断として、シャブリの収穫すべてを、たったひとつのキュヴェに集約し、なんとか得られたのがこちらのワイン。 ちなみに、キュヴェ名のジェル/Gelはフランス語で「霜」。真っ白なエチケットもそのことを示しているのでしょう。 バックラベルによれば、収穫量は2hl/ha(‼︎‼︎‼︎)、ノーマルボトルを4325本生産とのことです。 極低収穫量の代名詞のようなDRCのそれが、通常の年で30hl/ha程度、難しい年で20hl/ha前後といわれていますから、2016年がいかに絶望的な年であったことか…。 そんな悲惨なバックグウランドにもかかわらず、ワインは極めて健全、むしろ力強さすら感じる仕上がり! 外観は、薄っすらとクラウディですが、光沢があり、健全な状態と思われます。 和系の柑橘や酸っぱい赤りんごに少し蜂蜜をまぶしたような香りに、ヨーグルトのニュアンスやチョークのアクセント。 口に含むと、とても酸が強いですが、同時に、不思議な円やかさが同居しています⁉︎ 酸は、強烈ですが、神経質なところはなく、力強さを感じるタイプ。果物でいえば、レモンではなく紅玉みたいな酸質ですね。 旨みが強く、濃厚なタイプの質感ではありませんが、緻密さがあり、深みがあります。 時間が経つにつれ、酸が柔らかく広がっていくような感じに発展して、酒質に「太さ」が出てきました♪ 余韻もどんどん長くなり、以前、飲んだことのある、「テロワール・ド・ベル」という、このワイナリーの通常のキュヴェの味わいを思い出しました。 こちらのワインには、シグネチャーコースから、「タスマニア州 オーシャントラウトの低温コンフィ」を。 低温(50℃ぐらい?)の油で長時間加熱してコンフィにした鱒は、ほとんど生のような風味と蝕感なのに、しっかり火を通すことで旨みが凝縮されていて、強度の高いシャブリの味わいと、よく調和していました♡ この組み合わせ、素晴らしかったです‼︎
iri2618 STOP WARS
この年はそんな特別なヴィンテージ だったんですね! 白いエチケットの意味が理解できました(^ ^)
Yuji♪☆
Yuji♪☆さん 私も調べてみるまで全然知りませんでした! もう飲んでしまった後ではありますが、エチケットの曰くを含め、この年のエピソードを知ることで、ワインに対する見方も変わりますね(苦笑)
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2016 シャトー・ド・ベル シャブリ キュヴェ・ジェル ブルゴーニュ/フランス 3/26 銀六ワイン会@アイアンバーク グリル&バー・その2 火曜日の夜、銀座SIX 6階のレストランに4人集まって、銀座の夜景を眺めながらの持込みワイン会。 2本目は、mamiko·˖✶さんから自然派の熟成シャブリ。 2016年は、霜の影響でほぼ全滅という、たいへん気候条件の厳しい年で、通常の年につくっている個別のキュヴェや畑毎のワインを、まったく醸造できなかったそうです。 苦渋の決断として、シャブリの収穫すべてを、たったひとつのキュヴェに集約し、なんとか得られたのがこちらのワイン。 ちなみに、キュヴェ名のジェル/Gelはフランス語で「霜」。真っ白なエチケットもそのことを示しているのでしょう。 バックラベルによれば、収穫量は2hl/ha(‼︎‼︎‼︎)、ノーマルボトルを4325本生産とのことです。 極低収穫量の代名詞のようなDRCのそれが、通常の年で30hl/ha程度、難しい年で20hl/ha前後といわれていますから、2016年がいかに絶望的な年であったことか…。 そんな悲惨なバックグウランドにもかかわらず、ワインは極めて健全、むしろ力強さすら感じる仕上がり! 外観は、薄っすらとクラウディですが、光沢があり、健全な状態と思われます。 和系の柑橘や酸っぱい赤りんごに少し蜂蜜をまぶしたような香りに、ヨーグルトのニュアンスやチョークのアクセント。 口に含むと、とても酸が強いですが、同時に、不思議な円やかさが同居しています⁉︎ 酸は、強烈ですが、神経質なところはなく、力強さを感じるタイプ。果物でいえば、レモンではなく紅玉みたいな酸質ですね。 旨みが強く、濃厚なタイプの質感ではありませんが、緻密さがあり、深みがあります。 時間が経つにつれ、酸が柔らかく広がっていくような感じに発展して、酒質に「太さ」が出てきました♪ 余韻もどんどん長くなり、以前、飲んだことのある、「テロワール・ド・ベル」という、このワイナリーの通常のキュヴェの味わいを思い出しました。 こちらのワインには、シグネチャーコースから、「タスマニア州 オーシャントラウトの低温コンフィ」を。 低温(50℃ぐらい?)の油で長時間加熱してコンフィにした鱒は、ほとんど生のような風味と蝕感なのに、しっかり火を通すことで旨みが凝縮されていて、強度の高いシャブリの味わいと、よく調和していました♡ この組み合わせ、素晴らしかったです‼︎
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