NV ブールデール・ガロワ トラディション エクストラ・ブリュット　モンターニュ・ド・ランス　シャンパーニュ/フランス 木曜日に開けたワイン。 つい先日、秀逸なアルザスのノンドゼをいただいたばかりですが、今回はRMシャンパーニュのノンドゼです。 生産者のブールデール・ガロワは、ピノ・ムニエに特化した作り手とのことで、こちらもムニエ100%のブラン・ド・ノワール。 仕事帰りに立ち寄ったデパ地下で購入した甘鯛（半身×2枚×半額）を、バターと白ワインとローズマリーでホイル焼きにしたメインと、娘が作ってくれた、ゴーヤの肉詰めのスープ、ライスペーパーを衣にした焼き春巻き（風）に合わせていただきました。 微かにピンクの調子を帯びた、淡い小麦色、きめ細かく勢いと持続力のある泡立ち。 柑橘と青リンゴ、フランボワーズの微かな香り。 口あたりは柔らかく、ノンドゼとは思えない、自然でピュアな果実の旨みと甘み。 48カ月以上の熟成を経たワインのはずですが、とてもフレッシュな状態です。 瓶に施された「16_10_19」という刻印が、おそらくデゴルジュマンの日付を指すものと思われます。 全体が、上手くまとまった、とても包容力のある柔らかさと優しさを感じる味わいで、単独で飲んでも美味しいですが、料理と一緒で、さらに輝きを放つタイプのワインだと思いました。 一緒にいただいた晩ごはんの、例えば甘鯛の身の旨みを際立たせ、ゴーヤなら爽やかな苦味の持つ清涼感を感じさせるような…ワインが素材の特徴を強調しながら、その良さを引き出すような役割りを果たしているよう思います。 そして、肉にも魚にも合うユーティリティ！ このシャンパーニュが典型的なムニエなのかどうかは、経験値が低くてよくわかりませんが、素晴らしいワインであることは、間違いないですね٩( ᐛ )و

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