Verdelho o Original by António Maçanita写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインVerdelho o Original by António Maçanita(2019)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-08-04
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所CAVE de L NAOTAKA
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーター都光

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iri2618 STOP WARS

2019 アソーレス・ワイン・カンパニー ヴェルデーリョ・オリジナル バイ アントニオ・マサニータ アソーレス/ポルトガル 金曜日のワイン。 テニススクールの後、汗まみれの身体をクールダウンさせるための白ワインを開けることにしました。 ところで、毎年8月4日は「白ワインの日(National White Wine Day)」だそうです。これ「国産白ワインの日」って意味ですかね? だとしたら、ちょっと方向違いかもしれませんが、開けたのは、大西洋に浮かぶ絶海の孤島(群)、ポルトガル領アソーレス諸島産、ヴェルデーリョ100%の白ワイン。 アソーレス諸島は、ポルトガルの首都リスボンから真っ直ぐ西へ1500㎞、大西洋中央部の9つの島からなる群島で、このワインがつくられるのは、その中のピコ島という火山島です。 ちなみに、ピコ島をつくった火山であるピコ山は標高2351mで、これはアソーレス諸島だけでなく、ポルトガル全体の最高標高だそうです。 ヴェルデーリョは、サヴァニャンの系統に属するアロマティック品種で、ソーヴィニョン・ブランやシュナン・ブラン、グリューナー・フェルトリーナー、シルヴァーナー、プティ・マンサン、アルバリーニョなどとは、片親違いの兄弟姉妹になります。 なかなかの「華麗なる一族」ですね。 教科書的には「マデイラやアソーレス諸島で酒精強化ワインのベースとなる品種」ということになるらしいですが、こちらはスティルワインです。いったいどんな中身でしょう? 濃茶のスリムなボトルに、タイプライターの文字にも似た、シンプルなフォントのエチケット。レトロな印象のビジュアルです。 少し貧弱な、短くて細い天然コルクのクロージャを引き抜き、ワインをグラスへ。 あれ? もしかしてオレンジワイン⁇ 外観は、茶色がかった濃いめの黄色。この色合いが、熟成によるものか、製法に由来するものか、品種特性の反映なのか…正確なところはよくわかりませんが、見た目にはオレンジというか、アンバーみがあります。 香りは、トップノートがパイナップルやマンゴーのようなトロピカルフルーツ、続いて、よく熟した酸っぱくない柑橘、花梨や干し杏子、黄色い花。中盤から後半にかけては、レモンのような酸の強い柑橘が支配的…なかなかアロマティックですね♪ 口に含むと、かなりドライですが、果実の旨みが強く、厚みのある酒質も相まって、最初は少し甘く感じます。 酸は丸みを帯びていますが、全体によく効いていて、爽やかな清涼感を下支えしている感じ。 若干の塩味と、そこはかとなく漂うガンパウダーの風味が、火山島育ちのワインという出自を感じさせてくれます。 強いアタックがあるのに、しなやかで優しく、そしてスッキリした飲みごたえ。素晴らしいワインだと思います。 ところで、このワインのバックラベルには、安定剤(アカシア、CMC)の使用が記載されていますが、こちらについては、ショップのECサイトに詳細な説明があり、納得ずくでの購入です。 以前、同じショップの別のワインを購入した際、結構な高額商品だったにも関わらず、同様の安定剤が使われていたことがあり、クレームのメッセージを送ったことがあります。 その際に、添加物についてはECサイトにきちんと記載するべきではないか?とお伝えしたことがあるので、もしかしたら、その時のフィードバックがあったのかもしれません。 使用の有無も重要だと思いますが、それ以上に、「なぜ使用されているのか?」についてが重要なときがあり、販売サイドの説明責任が重大だなと思います。

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