1960年、焼酎を基盤とした鹿児島の酒類総合メーカーである本坊酒造が、山梨県笛吹市石和町に設立したワイナリー。「芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニー」をテーマにワイン造りを行っている。代表するワインは、シャトー・マルス・シリーズであり、「日本人のための日本のワイン」を標榜している。赤ワインは、多種類の酵母を使い分けながら丁寧にタンニンを抽出し、厳しい温度管理の下発酵を行っている。白ワインは低温発酵し、焼酎用の和甕での発酵も行っている。2000年、茅ヶ岳山麓の韮崎市穂坂町丘陵に「穂坂日之城農場」を造設。石和地区、白根地区、御坂地区、牧丘地区それぞれの土地に適した品種を栽培している。