Like!:0
3.0
マルドナード シャルドネ ロスオリボス ヴィンヤード ナパヴァレ2020 Maldonado Family Vineyards Los Olivos Vineyard Chardonnay 2020 Napa Valley California, USA [生産者/ブランド名(社歴・家系・経営哲学)] 小規模家族経営のメキシカン・アメリカン ワイナリー。オーナー兼醸造家 ウーゴ・マルドナード と父 ルペ 氏は、ニュートン・ヴィンヤーズ で培ったヴィンヤード・マネジメントの知見を核に、「畑本位・手作業中心・少量高品質」を徹底。醸造施設は カリストガ の洞窟型ワイナリー、テイスティング拠点は ナパ 市内。家族の移民史から始まった畑からの成り上がりストーリーも魅力です。 [ワイナリー所在地(国‐州/県‐村‐字・区画名)] アメリカ合衆国/カリフォルニア州/ナパ・カウンティ。 畑:ナパ南東部の ジェイミソン・キャニオン 内、自社区画 ロス・オリボス。ワイナリー:カリストガ。テイスティング:ナパ市 901 エンタープライズ・ウェイ スイートD。 [法定呼称・格付け] ナパ・ヴァレー AVA。ボトル表記も「ナパ・ヴァレー」。 [ブドウ品種表記] シャルドネ 100%。 [アルコール度数] 14.3%(ラベル数値)。 [私的テイスティング所見] 外観:中庸よりやや濃いレモンゴールド。グラスの脚は太く長く、粘性は高め。沈殿物なし。 香り:一次は焼き林檎、黄桃、パイナップル、レモンピールとオレンジ・ブロッサム。二次は樽発酵と長い澱接触由来のバター、ブリオッシュ、ヴァニラ、ローストヘーゼルナッツ。三次はハチミツ、蜜蝋、微かなトフィーへ移行。ワイナリー/小売の記述(オレンジ・ブロッサム、熟した核果、トースティなオーク、100%マロラクティック)とも整合します。 味わい:甘味はドライ域の果実由来の豊満さ、酸は中〜中高で輪郭明確、塩味のニュアンスが後味を引き締め、苦味は樽由来の心地よいビター。アルコールは中高で口中中盤を温め、テクスチャはクリーミーかつオイリー。バランスは「ビッグ・ナパ」的な厚みと、冷涼産地由来の張りの同居。複雑性は高く、余韻はトースト、ヘーゼルナッツ、熟した林檎が長く続く。典型性は「樽発酵×100%エムエル」のナパ南部シャルドネの王道像。 [畑の位置(緯度経度/標高・傾斜・方位)] 区画名:「ロス・オリボス・ヴィンヤード」。10エーカーの長方形区画で、南縁に季節性クリークが走る。密植(約1m×1m)で、コルドンを地表近くに配し、高い樹冠で日照を最大化する設計。正確な緯度経度・標高・方位は非公開。 [気候区分] 冷涼な地中海性。サン・パブロ・ベイからの冷風と霧が入り、ナパ内でも最も温和とされる カルネロス 隣接の南ナパに位置。ジェイミソン・キャニオンは「カルネロスと同等か、それ以上に涼しい」と評される。GDD/ウィンクラー指数(ベース50°エフ)は年次変動が大きいが、南ナパは谷内の低積算帯に属するのが一般的。 [土壌タイプ] 暗色の砂礫質粘土(ダーク・グラヴリー・クレイ)。起源は サン・パブロ・ベイ 由来の堆積物。排水性と保水性のバランスが良く、冷涼気候と相まって、熟度の出た果実×輪郭のある酸というスタイルに寄与。 [農法(ビオロジック/ビオディナミ/サステナブル等)] 公式な有機・ビオ認証の明記はなし。一方で、家業の基盤がヴィンヤード・マネジメントであり、少量仕込みと丁寧な畑作業を強調。スタイルとしては樽発酵・樽熟成中心(過去ヴィンテージでは天然酵母、主にフレンチオーク、ニュートラル比率高めの記述)。 [造りの要点(2020ヴィンテージの公開情報)] バレル・ファーメンテッド・アンド・エイジド、100%マロラクティック。「クラシックな“ビッグ・ナパ”のトースティ感と、レモン/フィグ/林檎/ローストナッツのバランス」という小売記述と、ワイナリーのテイスティングノート(オレンジ・ブロッサム、シトロン、熟したアプリコット/メロン、トースティなオーク)に一致。 [このワインの意外性] ・ナパ最南部の冷涼帯×密植(約1m×1m)というブルゴーニュ的設計で、酸の芯と果実の凝縮を同時に実現。にもかかわらず、樽発酵×100%エムエルでリッチな質感をしっかり付与する二律背反の妙。 ・ジェイミソン・キャニオンはカルネロスと同等以上に涼しいという指摘。南ナパ=重厚の先入観に対し、冷涼由来の緊張感を併せ持つ“厚み×キレ”のハイブリッド。 ・家族の移民史に根ざした畑本位の哲学。大手の均質さではなく、“人と畑の顔”が見える味わい。
りんのワイン日記
Vinica アプリ 無料ワインを探す・記録・SNS
使い方・機能紹介を見る
マルドナード シャルドネ ロスオリボス ヴィンヤード ナパヴァレ2020 Maldonado Family Vineyards Los Olivos Vineyard Chardonnay 2020 Napa Valley California, USA [生産者/ブランド名(社歴・家系・経営哲学)] 小規模家族経営のメキシカン・アメリカン ワイナリー。オーナー兼醸造家 ウーゴ・マルドナード と父 ルペ 氏は、ニュートン・ヴィンヤーズ で培ったヴィンヤード・マネジメントの知見を核に、「畑本位・手作業中心・少量高品質」を徹底。醸造施設は カリストガ の洞窟型ワイナリー、テイスティング拠点は ナパ 市内。家族の移民史から始まった畑からの成り上がりストーリーも魅力です。 [ワイナリー所在地(国‐州/県‐村‐字・区画名)] アメリカ合衆国/カリフォルニア州/ナパ・カウンティ。 畑:ナパ南東部の ジェイミソン・キャニオン 内、自社区画 ロス・オリボス。ワイナリー:カリストガ。テイスティング:ナパ市 901 エンタープライズ・ウェイ スイートD。 [法定呼称・格付け] ナパ・ヴァレー AVA。ボトル表記も「ナパ・ヴァレー」。 [ブドウ品種表記] シャルドネ 100%。 [アルコール度数] 14.3%(ラベル数値)。 [私的テイスティング所見] 外観:中庸よりやや濃いレモンゴールド。グラスの脚は太く長く、粘性は高め。沈殿物なし。 香り:一次は焼き林檎、黄桃、パイナップル、レモンピールとオレンジ・ブロッサム。二次は樽発酵と長い澱接触由来のバター、ブリオッシュ、ヴァニラ、ローストヘーゼルナッツ。三次はハチミツ、蜜蝋、微かなトフィーへ移行。ワイナリー/小売の記述(オレンジ・ブロッサム、熟した核果、トースティなオーク、100%マロラクティック)とも整合します。 味わい:甘味はドライ域の果実由来の豊満さ、酸は中〜中高で輪郭明確、塩味のニュアンスが後味を引き締め、苦味は樽由来の心地よいビター。アルコールは中高で口中中盤を温め、テクスチャはクリーミーかつオイリー。バランスは「ビッグ・ナパ」的な厚みと、冷涼産地由来の張りの同居。複雑性は高く、余韻はトースト、ヘーゼルナッツ、熟した林檎が長く続く。典型性は「樽発酵×100%エムエル」のナパ南部シャルドネの王道像。 [畑の位置(緯度経度/標高・傾斜・方位)] 区画名:「ロス・オリボス・ヴィンヤード」。10エーカーの長方形区画で、南縁に季節性クリークが走る。密植(約1m×1m)で、コルドンを地表近くに配し、高い樹冠で日照を最大化する設計。正確な緯度経度・標高・方位は非公開。 [気候区分] 冷涼な地中海性。サン・パブロ・ベイからの冷風と霧が入り、ナパ内でも最も温和とされる カルネロス 隣接の南ナパに位置。ジェイミソン・キャニオンは「カルネロスと同等か、それ以上に涼しい」と評される。GDD/ウィンクラー指数(ベース50°エフ)は年次変動が大きいが、南ナパは谷内の低積算帯に属するのが一般的。 [土壌タイプ] 暗色の砂礫質粘土(ダーク・グラヴリー・クレイ)。起源は サン・パブロ・ベイ 由来の堆積物。排水性と保水性のバランスが良く、冷涼気候と相まって、熟度の出た果実×輪郭のある酸というスタイルに寄与。 [農法(ビオロジック/ビオディナミ/サステナブル等)] 公式な有機・ビオ認証の明記はなし。一方で、家業の基盤がヴィンヤード・マネジメントであり、少量仕込みと丁寧な畑作業を強調。スタイルとしては樽発酵・樽熟成中心(過去ヴィンテージでは天然酵母、主にフレンチオーク、ニュートラル比率高めの記述)。 [造りの要点(2020ヴィンテージの公開情報)] バレル・ファーメンテッド・アンド・エイジド、100%マロラクティック。「クラシックな“ビッグ・ナパ”のトースティ感と、レモン/フィグ/林檎/ローストナッツのバランス」という小売記述と、ワイナリーのテイスティングノート(オレンジ・ブロッサム、シトロン、熟したアプリコット/メロン、トースティなオーク)に一致。 [このワインの意外性] ・ナパ最南部の冷涼帯×密植(約1m×1m)というブルゴーニュ的設計で、酸の芯と果実の凝縮を同時に実現。にもかかわらず、樽発酵×100%エムエルでリッチな質感をしっかり付与する二律背反の妙。 ・ジェイミソン・キャニオンはカルネロスと同等以上に涼しいという指摘。南ナパ=重厚の先入観に対し、冷涼由来の緊張感を併せ持つ“厚み×キレ”のハイブリッド。 ・家族の移民史に根ざした畑本位の哲学。大手の均質さではなく、“人と畑の顔”が見える味わい。
りんのワイン日記