写真(ワイン) by りんのワイン日記

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REVIEWS

ワイン
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2025-07-18
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    りんのワイン日記

    マウロ・ヴェリオ / バローロ・デル・コムーネ・ディ・セッラルンガ・ダルバ 2020 Mauro Veglio Barolo del Comune di Serralunga d’Alba 2020 生産者:Mauro Veglio 所在地:イタリア・ピエモンテ州クーネオ県ラ・モッラ村(醸造所) └ キュヴェのブドウはセッラルンガ・ダルバ村 Lirano & Manocino MGA(西向き)由来、標高≈250-400 m 呼称/格付け:Barolo DOCG(村名表記 “del Comune di Serralunga d’Alba”) 品種:ネッビオーロ100 %(単一) アルコール度数:14.5 % vol. ・緯度経度:概ね 44°36′N / 7°60′E ・地形:10-20 %の中程度斜面、西向きで昼下がりの日照に恵まれる ・土壌:レクイオ層(石灰質マール+砂岩レンズ)。鉄分が豊富でタンニンを引き締め、砂質ゆえにアロマが華やか ・気候:冷涼な内陸の大陸性だが、夏季は地中海性の影響で日照豊富。 ・栽培:ギュイヨ仕立て サステナブル農法(化学肥料・除草剤不使用、フェロモン法による害虫抑制。灌漑は緊急時のみ) テイスティングノート 外観 透きとおった中庸ルビー。縁は軽いガーネット。グラスを回すと中程度の脚がゆったりと落ちる。 香り 〈一次〉ダークチェリー、ザクロ、ドライローズ。 〈二次〉シナモン、クローブ、ほのかな樟脳。 〈三次〉錆びた鉄、オレンジピール、タール。香りの立ち上がりはゆるやかだが、空気と触れるほどに花弁と柑橘の皮が重なり複雑性が増幅。 味わい アタックに乾いた甘味を伴う赤果実。すぐにフレッシュな酸が輪郭を描き、きめ細かいタンニンが舌の側面を包み込む。アルコールの熱は穏やかで、塩味を帯びたミネラルとオレンジのほろ苦さが余韻を垂直に伸ばす。テクスチャはシルキー、骨格は意外なほど軽やか。 構成 バランス ◎|複雑性 ◯|余韻 中-長|典型性:セッラルンガ特有の鉄分と柑橘タッチが鮮明。 このワインならではの意外性 1. 砂質がちな区画×低抽出=セッラルンガでも早く開く 力強さで知られる村だが、砂岩レンズがもたらす華やかな香りとマセラシオン抑制の醸造で、若いうちからしなやか。 2. 全房比率50 % によるハーブ香と張りのある酸が、完熟果の甘さを引き締める。 3. 新樽ゼロ主義 果実と土壌個性を素直に映し、オークの甘香よりもミネラルの硬質感を前面に。

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