『No.372 力強さとエレガントの両立』 土曜日。休日。午前中は娘の保育園の父母会。保育園での日常をおさめたDVDを見たのだが、なんだかんだで元気そうでよかった。通い始めた頃は嫌がって泣いていたのに、今では元気に通ってくれてる。元気そうな娘の姿を見て、つい涙ぐみそうになったのは内緒の話。 午後はNHKの『びじゅチューン！』でおなじみ井上涼氏の展覧会を観に美術館へ。とても楽しいコンテンツばかりで娘もえらくはしゃいでご機嫌！よかったよかった♬ 美術館から帰宅し、お家でのんびりしてから、夕飯をこしらえた次第。そんな今夜の夕飯は... ・茄子とコンビーフのホイル焼き ・ゴーヤのソーセージのマヨネーズソテー ・鶏肉のレモンペッパーソテー ・鴨ロースハムのサラダ ・ご飯と味噌汁(小松菜と豆腐) そして今夜は、リタ・ウント・ルドルフ・トロッセンのピラミデ・リースリング・プルス 2014をお供に。ここのワインはどれも実に力強さとエレガントさの両方を上手い具合に兼ねあわせてるなぁ...と飲む度に思うわけで。王冠モノでプルスとくれば、シュワシュワーなイメージなのだが、注いでみると意外と落ち着いた具合でスティルワイン感覚なのかな？と思ってしまう。 そんなこんなで香りの方から...おおぉ、ふんわりと気持ちよく香る果実や蜜のような甘い香り。そして一口...ああぁ、味わいにしっかりした力強さを感じるなあ。果実由来の味わいと少し強い甘味とゴリゴリとしたミネラル感。液体の色合いも濃い目で、見たまんまの味わい。 今夜の夕食とも相性抜群。野菜を少し濃い目に調理したゴーヤのソテーや茄子とコンビーフのホイル焼きなんかと実に合うなぁ。牛肉なんかにも負けない力強さなのに、押しつけがましくなく、料理に寄り添いそして料理の良さを引き立ててくれる、そんなワイン。 やはりリタ・ウント・ルドルフ・トロッセンのワインは力強く、エレガントなわけで。

カリヤカ・ズノリ