ワイン | Derot Delugny Brut Cuvée des Fondateurs | ||||||||||||||||||||
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シャンパーニで使用できる品種が結構あることは知ってましたが、あくまで法律上の話で実際にいつもの3種類以外の品種使ってる生産者はほとんどいないと思ってましたが…。 しかもピノ・グリを使えたなんて知りませんでした!よく見つけましたね、ピノ・グリへの愛を感じます(*^^*) ピノ・グリが希少だなんて知りませんでした(笑)
mattz
ピノグリ100のシャンパーニュ?!気になりますね(^^) あとこのグラスかなりステムが細くて良さそう♪ でも長いから収納が難しいなぁ〜。。
YD
mattzさん 全種類使ったヤツとかアルバンヌ100%やピノ・ブラン100%のシャンパーニュがあるのは知っていましたが、わざわざグリ100%でつくるところがあるとは、思いもよりませんでした!よく行く酒屋さんにあったのが、またラッキーでした☆
iri2618 STOP WARS
YDさん 最初は、あまりグリっぽくなかったんですが、やっぱりグリでした(笑)グラスの方は、変なとこを持ってスワリングすると、パキッ! と逝きそうで怖いですよ。洗うのも慎重になりますが、とてもキレイなグラスですね♪ うちのグラスの中ではリーデルのアマローネ用と並んで最高峰(背の高さ)です☆
iri2618 STOP WARS
今年の割り当て分?が入荷したようなので1本発注しました。 セラーの空きが出来る月末着ですけど。(苦笑)
chambertin89
chambertin89@X-BLACKさん これは本当に面白いシャンパーニュでした! 全然ぽくないのにシャンパーニュらしさがたっぷりという矛盾に、脳味噌が刺激されます(笑) レビューを楽しみにしています♪
iri2618 STOP WARS
グリ100%のこちらのシャンパーニュに昨夜出会い、真っ先にiriさまのことを思い浮べておりましたら… 渾身のレビューですね!素晴らしいシャンパーニュでした✨
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miho_vinoさん コメントありがとうございます。読み返してみると、随分あれこれ詰め込んだレビューですね(笑) これ、また飲みたくなりました(*_*)
iri2618 STOP WARS
ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その27 NV デロ・ドゥリュニー(RM) キュヴェ・デ・フォンダトゥール ブリュット ヴァレ・ド・ラ・マルヌ シャンパーニュ/フランス あちらこちらを彷徨い続けている、グリ/グリの旅は、ついにシャンパーニュ突入です。 アルザスあたりにはあるのかな?と思っていたピノ・グリ100%の泡。グリ/グリの旅では、NZ産のものに訪ね至ったことはありましたが、今回はシャンパーニュですよ⁉︎ (笑) 意味なく笑いがこみ上げてくるのを、どうぞお許しください。 作り手を含めて、あまりに予備知識がないので、気になってネットで情報を取ってみると、検索して最初にヒットしたお店のページにはいろいろスゴイことが書かれています。 「80年に一度しか作られない」とか「日本へは僅か60本の割当」など、かなり眉に唾してかからねばなりませんね、これは。そうそう、ピノ・グリの説明には「伝説希少ブドウにして絶滅寸前」とありました((((;゚Д゚))))))) ネット情報がアテにならないということは、実によくわかりましたので、とりあえず開けてみましょう。 中味に入る前に、ミュズレです。これが古い写真(80年前?・笑)を使ったもので、なんともオシャレで味があります。これは中味にも期待が持てそうです。 グラスに注がれたワインはとてもクリアで、プラチナがかった淡いシャンパンゴールド。光沢感が素晴らしく、泡のキメも細かいですね。 泡立ちはやや弱めですが、継続性は十分でシルクの糸のような泡が絶え間なくグラスの底から立ち上がり続けています。 今回のグラスは木村硝子製のピーボ オーソドックス 63224-440というシャンパーニュ用のグラスで、某ショップで赤ワインとのセット(!)で購入しました。実に美しくエレガントなシェイプのグラスですが、ステムが細くて長いのに驚きました。 さて、香りはとてもフラワリーですね! 果実香として、赤リンゴや柑橘の香りも、もちろん感じますが、白い花の軍団に圧倒されている感じで、ベースの香りとして全体を支えているような地味な役回り。 しかも果肉や果汁というより房を包む、あのフワフワした内皮(?)の部分の穏やかな香りに近いものを感じます。 柑橘の種類は、レモンやグレープフルーツ、夏ミカンのような酸と苦味の強いタイプ。 そうそう、グレープフルーツ皮のコンフィの香りに似てますね⁉︎ 口に含むと、繊細な泡の心地良い刺激。優しい口当たりですが、極めてドライで焦点の定まった酸がしなやかな強さを感じさせます。 ブラン・ド・ブランのようなキレの良さと、ブラン・ド・ノワールの力強さの良いとこ取りしたような感じもありますね。収斂性も結構なレベルだと思います。これは、ブラン・ド・グリと呼べば良いのでしょうか? ブリオッシュのようなイースト香も品良く香り、ワインを飲み干した後のグラスに、微かに蜂蜜、麝香のような、麦藁のような、枯れた草にも似た匂いも感じます。 時間が経ち、ワインの温度が上がるのにつれ、香りの複雑さと味わいの中の苦味が増してきます。こうなって来ると、もう止まらない(笑) やはり、この辺りがピノ・グリらしさなのですね。実に素晴らしいシャンパーニュです♪ さて、先の怪しげ情報の真相ですが、別のきちんとしたネット情報では、このドメーヌは、1929年、クルット・シュル・マルヌ村に創立されたレコルタン・マニピュラン(RM)。創業から80年経った2009年に、初めてピノ・グリ100%のキュヴェをリリースしたというのが正解のようです。 ピノ・グリの畑が0.5haと小さな区画で、単一年の収穫だけでは醸造が困難なため、数年に一度しか製造ができない、とのこと。 このキュヴェはこれまでに3回つくられ、各回の年産本数3,500本ほど。日本に入る本数は、流石に60本のみ、ということはないのでは? と思いますが、どうでしょうか⁇ ちなみに、現在、シャンパーニュに使用できる品種は全部で7品種。白ぶどうはアルバンヌ、シャルドネ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリの5品種。黒ぶどうはピノ・ムニエ、ピノ・ノワールの2品種だそうですが、グリ100%は初めて見ました。ありそうでないシャンパーニュですね。 ワインを飲みながら、聴いたのは、最近、繰り返し聴いている、スウェーデンのジャズトリオ、e.s.t.の『グッド・モーニング・スージー・ソーホー』。 寒さのせいでしょうか? 無性にこのスウェーデン産ジャズトリオの作品を聴きたくてしょうがないのです。 2000年リリースのこのアルバムは、静と動のダイナミズムが素晴らしく、聴き終わると呆然として身動きできなくなるほど魂を揺さぶられる見事な世界観。ブラヴォー☆
iri2618 STOP WARS