『No.553 力強さよりエレガントさを求めるとこうなるのかな？』 三連休最終日。んもーっ、休みの時ってほんと時間が過ぎるのが早いんだからぁ...と思いつつ起床。今日は自分の実家へ敬老の日のお祝いに。 娘もようやく自分の両親(娘からすると祖父母)の存在に慣れてきたようで。時間かかるなぁ全く！まぁ昔は自分もそうだったのかなぁ。 何はともあれ、楽しい時間が過ごせたから良かったのかな？ そんな今夜の夕飯は... ・ポン酢で食べる牛焼肉 ・ご飯と野菜スープ 帰りに立ち寄ったスーパーで、牛肉が半額セールとなるとそりゃ買っちゃいますよ...って話。そして今夜はオーストリアのヴァイングート・ミュラー・グロースマンのリースリング・シュタイナー・ポイント・クレムスタールDAC2017年をお供に。牛肉だけど、下味は塩コショウのみ、そしてポン酢にわさびもしくは柚子胡椒となると、赤よりは白かもなぁなんて思いつつのセレクト。オーストリアのリースリングは牛焼肉に合うのかな？ なんてなことを思いながら、グラスに注ぎ、香りの方なんかを...ふーむ...ほぉ、決して強くはないんだけど、シトラスやレモンのような柑橘系の香りに青リンゴのような少し青っぽい蜜のようなニュアンス。そして一口...まず感じるのが口元がキュッとなるような酸味。思ったより強いかな？酸味と共に感じる爽やかな柑橘系の果実味。この爽やかさはなかなかの物。コリコリっとしたミネラル感も感じられる。 決して主張は強くないかもだけど、食事に寄り添うような優しくエレガントな味わい。あっ、この感じは嫌いじゃない...いや、むしろ好きかな。 牛焼肉もポン酢や醤油などであっさり食べるような時には実にピッタリかなと。この味付けがもう少し濃いめの焼肉のタレなんかだとちょっと負けそうかなぁ。このくらい味付けはあっさりだといいかも。牛ステーキでも然り。ミディアム寄りのボディだからこそ、あっさりな味付けで個性が生きる感じなのかなぁ。 以前ここのグリューナー・ヴェルトリーナーをいただいたんだけど、実にエレガントな飲み口だったことを思い出した。そしてリースリングもまた爽やかでエレガントな飲み口だなぁと実感した次第。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ