『No.1326 少し喉にくるかも』 【ソロ・ヴィノ・ロッソ/2018年】 フェッラーロ・マウリッツォ/イタリア・ピエモンテ ・バルベーラ 100% 合わせた夕飯 ・モスチーズバーガー ・ホットドッグとフレンチフライ 王冠を抜栓し、グラスに注ぐ…若干紫強めのルビー、フワッとお花のような香りやチェリー、ラズベリーのようなぐじゅっとフレッシュな果実の香り。あと少し揮発性高めなニュアンスが感じられるような。 一口飲む…あ、フレッシュな果実味と共に感じるのが、少し強めの酸味。きゅっと唇をすぼめがち。揮発的なニュアンスも味わいでは感じられるかな。茎っぽいような青さはほぼ無し。飲み口は軽快で美味しい。ただ、喉を通るとき若干イガイガしたものを感じなくもないけど。 モスチーズバーガーのミートソースやトマトとはとても相性が良いかな。素直に美味しいと思えるし、杯も進む。渋み系が穏やかだからか、こういったファストフードとの相性は良好。ちなみにホットドッグは言わずもがなというやつで。 中盤辺りは慣れてきたのか、時間の経過で穏やかになったのか、初めに感じたイガイガ感はほぼ皆無かな。そして何となくスパイス的な風合いも醸し出されてるような。 軽快さとフレッシュで明るい果実味主体の味わいが、こういう軽食にピタリとはまって嬉しいな。美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ