1787年、ラドゥセットの先祖のラフォン伯爵が、ルイ15世の内縁の娘よりワイン畑を譲り受けたのがはじまり。その畑「シャトー・デュ・ノゼ」は、プイィ地方で最も著名で巨大な畑として知られている。1805 年にラドゥセット家としてワイン造りがはじまり、現当主である6代目のバロン・パトリック・ラドゥセットは、根本的な醸造の近代化を図りつつ、所有する畑の多様性と重要性に重きを置くワイン造りに力を注ぐ。現在、プイィ・フュメにおいて最も高台の地、サン・タンドランを中心に100ha以上のブドウ畑を所有。ロワール最大の生産者として名を馳せつつ、世界でも最高峰のソーヴィニヨン・ブランを造る造り手として称賛を浴びている。