1948年にイシドラ・コウシーノ・デ・ムシーが、マイポ・ヴァレーにワイナリーを創設した。マイポとは、チリの先住民の言葉で「耕された大地」、ビニャはスペイン語で「ブドウ畑」という意味である。その20年後、チリのワイングループであるコンチャ・イ・トロがワイナリーを取得し、ワインの品質を高めグローバル化を進めた。2007年にはマックス・ワインラウブがワインメーカーとして就任し、チリの大地を表現する世界基準のワインを造ることに目標をおいた。信心深いマイポの町の人々は教会を中心に生活しており、毎年12月8日は聖母マリアの土地の守りとその恵みを祈念する。ラベルに描かれている絵は、モチーフとなったプリシマ・デ・マイポ教会である。