味わい |
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香り |
ワイン名 | OSA Winery 冬旅 Tabi Late Harvest |
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生産地 | Japan > Hokkaido |
生産者 | |
品種 | Tabiji (旅路) |
スタイル | White Wine |
2023/03/02
(2021)
価格:1,500円 ~ 1,999円(ボトル / ショップ)
2021 オサ・ワイナリー 冬旅 レイト・ハーヴェスト 小樽 北海道/日本(375ml) 土曜日のワイン。 3泊4日、名古屋〜京都の旅路から帰宅して旅装を解き、ホッとひと息ついた時に開けたのがこちら。 その名も「冬旅 -レイト・ハーヴェスト-」。 実は、てっきり甘口のワインだと思い込んでいましたが、しっかり辛口のワインです。 北海道の固有種である旅路100%による、ハーフサイズボトルのみ、461本限定生産の北海道産ワインです。 旅路のワインをいただくのは、これが2回目。写真を確認すると、いわゆるグリ系のぶどうで、パッと見は甲州とかゲヴュルツトラミネールのようなグレーがかったピンクに見えます。 さて、ワインの外観は、クリアなブライトゴールド。少しもったりした質感に見えるのは、「レイト・ハーヴェスト」という先入観があるからでしょうか?(笑) グラスからは、スッキリ系のバラの香りに、僅かに綿飴、そして微かなフォクシーフレーバーのトッピング。 それらの相乗効果で、全体としては、当たりの強いフローラルな香りという印象になります。 口に含むと、クリアで強度のある旨み、抑制的ながらジワッと浸み込むように拡がる果実味、太くクッキリした酸、そして非常にドライな味わいです。 穏やかながら硬度が高く、効き目の強いミネラルも良い仕事をしています。 直感的に、コレは干した魚介に合わせたい! と思いました。 都合良く、手元には錦市場で買ったばかりの、おつまみ用の分厚い削り節があります。 指で摘んでも垂れることなくフォルムを維持する、しっかりした厚みと弾力のある削り節を口まで運び、噛み締め噛み締めしながらワインを合わせると……ワオ! ぅんまい✨ めっちゃ美味いじゃありませんか⁉︎ この組み合わせ、最高です‼︎ ※最後のおまけショットは京都で食べたこの日の晩ごはん。一旦、京都駅まで行ったものの、バスに乗って三条大橋まで戻り、夕景を楽しんだ後、京都にもう一泊する次男と3人で(娘氏は広島まで足を伸ばしました)、ゆで豚屋さんで焼肉の晩ごはん。食べて飲んで食べて飲んで…の名古屋〜京都道中でした(苦笑)
2020/01/03
(2018)
オサワイナリー 冬旅18 50歳になってしまいました。 写真をプリントしたケーキで祝ってもらいました^_^。 子供たちが気持ち悪がっていました。 素直ですね(^^;; カニは正月用に頂いたタラバでしたが、立派だったので誕生日に食べようということになりました。 ワインは6日前に飲んだばかりのオサワイナリー冬旅ですが、カニに合いそうだと感じたので実践。 これは合いますね〜。 トップからバラの香り。 カニと合わせると、先日は感じなかったコクを感じる。 そしてあまり間をおかずに栗のニュアンスが出現。 タラバガニが冬旅の新たな一面を引き出してくれました。 子供の頃、50歳はおじいさんに思えたけれど、実際になってみると、走ったり飛んだり跳ねたりできるし、とてもおじいさんとは思えないけれど、間違いなくおじいさん。感慨深いです^_^。 オサワイナリー冬旅、限定280本。 トップからバラの香りがするあたり、tabiより好きだなあ。
2019/12/29
(2018)
オサワイナリー訪問。最後は冬旅18。 10日前に頂いたtabiのレイト・ハーベスト・ヴァージョン。 雪が降る頃まで収穫を遅らせることで、甘みが増してまろやかになる。 先日飲んだtabiは酸がものすごく強かったけれど、こちらは同じヴィンテージなのに酸も落ち着いていて風味も豊か。 さらに熟成させても良いとのこと。 やはり、フォクシー・フレイバーはない。 そして、バラの香り。 もうこれだけで満足なのですが、旅路という謎の品種についてオーナーである長直樹氏に質問しました。 ラブルスカではないのでしょうか? すると、どうやら小樽に自生していたブドウとラブルスカ種の交配種なのではとのこと。 やはり、出自については謎の旅路。 フォクシーについては、気をつけないと出てしまうとのことで、旅路にフォクシー・フレイバーがない訳ではないとの見解でした。 オサワイナリーさんは「まてに」作業することでフォクシー・フレイバーを極力抑えているとのことです。 確かに今回頂いたナイアガラもデラウエアも、フォクシーは感じないかあっても軽微。 まてな作業はオサワイナリーさんの全てのアイテムに通じる上品さを醸していると感じます。 隣の記者さんから◯球の歩き方というフレーズが聞こえちゃいました。 そんなもので紹介されたら、あっという間に行列が出来そうで怖いです。 オサワイナリーさんの訪問は本当にオススメです。混み合う前にいちどいかがでしょうか? 上品なご夫婦が造るワインはやはり上品でした。 ワインは人柄が出るもののようです。 こちらのフードについても少し。 ブルーチーズは有名な空(くう)のもの。どこかのエアラインのファーストかビジネスで提供されていたハズ。 そして、かまぼこは美味しくて写真を撮る前にあらかたなくなってしまいましたが、小樽の大八栗原蒲鉾店というところのもの。 小樽のかまぼこといえばなんといっても超有名な、かま栄。そのかま栄さんから暖簾分けのような形になった栗原さん。長さんによるとその栗原さんのかまぼこの方がかま栄さんよりお酒に合うとのことでした。 さすが、ソムリエの資格も持つ長さん。確かにワインとばっちりマリアージュでした! 結局、妻と相談してヨイヨイアワーと冬旅を自宅用に持ち帰り。 そして最後の写真ですが、ハッピーアワーというジュースです。 これがとんでもなく美味しい。 オサワイナリーさんの、コンセプトは「幸せのワイン」大人しか飲めないのでは家族でハッピーな気分にはなれない。そこで、やはりワインと同様に「まてな」作業によって造ったブドウジュース。こちらで家族が幸せにひとときを過ごせるようにとのこと。 ワインにした方が高く売れるのに、敢えてジュースを造るという心意気に感動しました。 本当に恐ろしく美味しい。一切の手抜きがないのでしょうね。紅茶や栗の香りがして、これをそのままワインにもして欲しい。これで酔いたいと思いました。 ナイアガラ100%にして、紅茶や栗は意外でしたし、やはりフォクシー・フレイバーは皆無なのでした。