味わい |
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香り |
ワイン名 | Le Piane Boca |
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生産地 | Italy > Piemonte |
生産者 | |
品種 | Nebbiolo (ネッビオーロ), Vespolina (ヴェスポリーナ) |
スタイル | Red Wine |
2021/09/21
(2009)
お次はレ・ピアーネのボーカ、2009vt.です。 ボーカは、ピエモンテの北部で、ネッビオーロ栽培の北限と言われています。50年代に雹害で全滅したが、細々と、しかし力強く再興を企てる者がいた。 レ・ピアーネの現オーナーは、クリストフ・キュンズリ氏。元々はスイスのインポーターで、自分の好きなワインをスイスに輸入していた。ある時、取り扱っているワイナリーからレ・ピアーネを紹介される。衝撃を受けた。他のどのネッビオーロよりも、偉大なネッビオーロだと感じた。当時のオーナーは、アントニオ・チェッリ氏。クリストフ氏は夢中になって、レ・ピアーネに通い出す。 そんなとき、チェッリ氏が病床に伏すことになり、ワイン造を断念。家族は、全てをクリストフ氏に託すことにした。クリストフ氏は、自分が愛したワイナリーが無くなるのを嫌い、引き受けることに。 ランゲのネッビオーロは偉大だが、個性が失われつつあるという。ボーカは、未だに昔ながらの製法に、こだわりを持っている。ランゲは粘土石灰質で、アルカリ土壌、一方ボーカは、火山岩主体の酸性土壌。 4年の大樽熟成、2年の瓶内熟成。長い!驚きです。名だたる銘酒でも、こんなに長いものはそうそう無い。 それではいただきますー。 おぉ〜、これがもしかして古来のネッビオーロかなのか?強い酸味、果実味豊かではあるけど、フレッシュ オブ フレッシュ!酸味がリードする堅牢なストラクチャー。微かに感じられるタンニンは、酸味に隠されて本当の姿はよくわからない、、。 アカン、、、。酸っぱいのんアカン、今日はアカンわ、、。 そして2日目。 いいじゃないですか、、。大人しくなった酸味が、チェリーやプラムの果実味と相待って、昨日は隠れていた微かな甘みが口腔の奥を癒してくれます。 そして、きめ細かいが元気な渋みが、心地よい余韻に繋がります。と言っても、2日目も元気です。 古き良きネッビオーロというような表現だと、少し大人しいイメージをしてましたが、違ってました。 私の拙い直観で言うなら、今風は化粧がうまくて元気な仕上がり。このボーカは、すっぴんのまま元気。
2021/05/27
(2009)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
火山性土壌のワインを飲む② ボーカDOC ピエモンテ州北部、ゲンメの北にあるやや標高の高いボーカ村で造られるネッビオーロ主体のワイン。 スパンナ(ネッビオーロ)85%、ヴェスポリーナ15%。 このDOCの認定は古く1969年 スパンナ70~90%、ヴェスポリーナとウーバラーラ(ボナルダ)で10~30% ブレンドが義務づけられてるのだが、認定当時は寒さの為ネッビオーロが完熟せず果実味が不足するのを補うため他の品種を最大30%までブレンドせよ、と言う意図だろうか? 知らんけど(@_@) 深いガーネットの色調 ドライのイチジクやプラムの香りを軸に腐葉土、レザー、紅茶、きのこなどの熟成が絡み複雑。 微かにドライハーブ、硫黄、ホワイトペッパーのニュアンス とても強く迫力のあるアタックの辛口 スパイス漬けにしたドライフルーツの様な果実味厚く多重的、ダイナミックでワイルドさもある。 角は丸くなってはいるが酸味も強く太く持続性がある。 アルコールは13 .5%とあるがもう1%くらい高い体感があり豊潤でフルボディ。 タンニンも強靭で、ネッビオーロ特有の強く厳格なタンニンと樽由来の物とが同居、2009だが溶け込むには至っておらず大変堅牢なストラクチャーを形成する。 余韻は長いが、後味に硬水のような固さと、最後のキレにカラリと乾いた土をイメージさせる。 この辺りのフレーバーがバローロ地区のネッビオーロとの差だろうか? ネットリ感がないように思う。 知らんけど(@_@)笑 まあ、そんな事は関係なしに旨いっす(  ̄▽ ̄)
2020/02/23
(2006)
ややオレンジの入りかけた赤色の色調。 香りにはブラックチェリーとプラムに、オリエンタルスパイスと鉄。 味わいの果実は黒系に赤系を足した感じ。 アルコールのボリュームはあるものの濃厚さはあまり無く、酸味はシャープで豊かで渋みも豊かに感じます。 タバコのようなスモーキーさとオリエンタルな風味、そしてキーンと響くような金属的な口当たり。 開けたばかりの時は少し疲れた感じがしたのですが、二日目からは還元のニュアンスが消え、果実の美味しさも増して華やかさが出てきました。
2020/01/16
(2006)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
レ・ピアーネのボーカ。 ボーカDOCはピエモンテ州北部、ゲンメの北にあるやや標高の高いボーカ村で造られるネッビオーロ主体のワイン。かなりマイナーなDOCですが、このレ・ピアーネのボーカはピエモンテ州北部では最も優れたワインの1つとしてガッティナーラやゲンメを超えるような名声を博しています。ネッビオーロ85%、ヴェスポリーナ15%。 濁りを帯びたルビー色で、やや朱色を帯びています。黒胡椒、なめし革、紅茶など複雑な香り。果実香はほとんどなし。 熟成した厳格なネッビオーロ。タンニンはこなれており酸味も穏やか。腐葉土を噛みしめるような味わいで、ほんのり紅茶の風味がアクセントになっており、イギリス貴族のティータイムのような高級感があります。繊細なワインなので食事と合わせるよりはワインそのままを楽しむべきかも。 洗足にあるピッツェリア・ダ・グランツァの本店にも行ってきました。 注文したのはビアンゲッティ。ここのピザは美味しいです(*^^*)
2019/01/11
(2009)
イタリア、ピエモンテで最北のネッビオーロ産地 ボーカ。 この産地を復興させたと言われている レ ピアーネが醸す2009年ヴィンテージ。 不思議な味わい。 少し枯れた果実みとそれに似合わないしっかりしたタンニン。 アタックで感じたアンバランスな印象が、その骨太さゆえに長い余韻を造り出し、何かしら離れがたい感情にしてくれる。 外見はパッとしないけど、そのフェロモンが忘れられないような妖しい味わい。 好みがあると思うが僕は好き♪ 淡めのルビー色。 白胡椒、梅、チョーク、ドライハーブ等を感じるドライな香り。 少し枯れつつ、余韻に生命力を残す果実みが色っぽい♪ 存在感の強い酸とタンニン。 じゃじゃ馬系の様々なアプローチが可愛い!
2018/12/31
(2002)
LE PIANE boca2002 ネッビオーロです。 ゲンメ、ガッティナーラよりもさらに少し北の産地boca。 酸が際だち酸っぱい。 信州牛を贅沢にも焼き肉に。 塩こしょう、焼き肉のたれ、いずれも美味しい! ワインにも合いました。
2016/10/20
(2004)
Piomonte北部のNebbiolo第4弾、Boca DOCのLe Piane。 ひたすらどっしりしているのかと予想していたらいやいやどうして。抜栓1時間ぐらいで言うとかなり良さげ。今は湿った木の皮、意外にも涼しげな感じがある。開くのを待つ。2004年モノだもんなぁ。期待大。これからが楽しみ。 抜栓2時間半、赤い果実と胡椒っぽさ、タンニン。マッシュルームのようなキノコの香りも。いやぁ、溶け込んでるねぇ、楽しみ。まだまだこれから。 2、3日目。柔らかくなり酸味が少しだけ出てきて、焦げたような香ばしさが。削いだ木の皮、八角、乾いた落ち葉(なんだそれ)、やや収斂性のあるタンニン、微かに果実の甘い感じ。あんまり胡椒っぽさはないのが意外。 年代が違うのでなんとも言えないが、 Caremaの繊細さとも、 Piantavigna(Ghemme)の果実味とも、 Anzivino(Bramaterra)とも、 Proprieta Sperino(Lessona)のスパイシーさとも違う。 Antoniolo(Gattinara)やIoppa(Ghemme)のような近寄りがたい感じがややあるかな。 その先がまだありそうなのにそれが分からない。あと3年ぐらい待つ? 美味しいのは間違いないんだけどなぁ。
2014/12/20
(2004)
ブラインド大会⤴︎勉強になります✨
2022/01/01
2019/12/12
(2006)
2019/04/28
2014/11/22
(2007)
2014/04/25
(2003)
2014/04/25
(2006)
2014/04/25
(2007)
2014/02/25
(2006)
2014/01/31
(2006)