J.M Dreyer Origin Gewürztraminer Macération
ジャン・マルク・ドレイヤー オリジン ゲヴュルツトラミネール マセラシオン

原田商店ワイン会 ほぼ試飲会 買ってはいたものの一度も飲んだことがないこの生産者のゲヴュルツオレンジ 華やかな香りでいかにもゲヴュルツでした。 オレンジ感はあまりなかったです。 確か2020ヴィンテージが家にあるはず。。。 もう飲んでもいいですよね。

他のキュヴェと全然違う。 色は濃く、度数も高く、香りも強く、フロール感があります。 濃い黄銅色。 粘性はやや強め。 ランシオ、蜂蜜、アカシア、アプリコット、枇杷、セイボリー。 アタックは力強く、ボディもしっかりしている。 酸はやや控えめだが、尖った部分は残っている。 後半からはハーブの香りが立ち上り、余韻までリキュールのようによく持続します。 良くも悪くも物凄い香りの強度。 保管状態が悪かったのか、酸化気味。 そういう造りなのか、劣化したのか… でもちびちび飲む分にはなかなか良いです。 空き瓶：550g コルク：44mm（天然） インポーターコメント。 品種：ゲヴュルツトラミネール100％ 樹齢：51年平均 土壌：石灰質・粘土質 収穫日：9月21日 収穫量：50hl/ha マセラシオン：ステンレスタンクで7日間 醗酵：自然酵母で3週間 熟成：28hlのフードル（大樽）で11ヶ月 残糖は0.8g/Lの完全辛口。 2014年にリースリングの次にスキンコンタクトを試みたジャン・マルクの顔でもあるゲヴュルツ・マセラシオン。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」と言う意味で名付けました。SO2無添加。ノンフィルター。

うま！旨！

きめ細かく繊細な余韻。

ミント、鰹節、少し醤油。複雑で苦味少なめ。 アルザスのオレンジと聞くと飲みやすいイメージあったが、これはド・オレンジ。売れてるらしいが、万人受けとは思えないが…

オレンジなどとても華やかな香り。フルーティさもスパイシーさも絶妙なバランスで同居しており、とても端正な佇まい。とても美味しい！

アルザスのゲヴェルツというので、色からして熟成された甘みを想定しました。 が、それ程甘みは先行せず、オレンジワインのような苦味、渋みを感じます。 後味にやや塩分のような感じもあり、そこからのほのかな甘みを感じました。

ゲベルツ