1830年にジョセフ・カミュによって設立。現当主ユベールは孫に当たり、現在所有する16.8haの畑の約2/3は特級畑。グラン・クリュ「シャンベルタン」を1.69ha所有し、シャルム、マゾワイエール・シャンベルタンに関しては6.9haと約4分の1を所有する大ドメーヌ。ジュヴレ・シャンベルタン最大地主の一人で、1981年から2004年の長期間INAOの地域代表を務めており、更に1993年には、BIBVの局長となるなど、地元民の人望も厚く、責任感の強い人物である。その彼が造りだすワインはいたってシンプルで、基本的なところは約50年間変えていない。カミュ・ペール・エ・フィスでは生産量の約70%をドメーヌ元詰めし、残りはネゴシアンに販売。現在は娘のエディーとの二人三脚でドメーヌを運営している。