Valandraud Blanc写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインValandraud Blanc(2022)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2025-05-18
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯10,000円 ~ 29,999円
価格
インポーターモトックス

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、グリーンがかったやや淡いレモンイエロー。粘性は強いがディスクはやや薄い。若々しく軽快な外観の印象。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、洋梨、花梨、白桃、バナナ、アカシア、アニス、アーモンド、白檀等。第一アロマが強く木樽からのニュアンスも感じられる。 アタックはやや強く、甘みは豊か。なめらかな酸味とうま味をともなった苦み。ねっとりとしてジューシーなバランス。アルコール感は強く、余韻はやや長い。 ポテンシャルがあるワイン。適性温度は15~18度、グラスは中庸。 デカンタか長時間の事前抜栓を行うことを強く薦める。 抜栓後5日目のコメント 圧巻の15.5%19まではソーヴィニヨン・グリ主体の様だが、22のエノテカ表記は上からセミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリの順。ブランとグリが逆だったらあいうえお順で納得できたのに。 シャトー元詰めでなかったので下に続くSASで調べていると元サッカー日本代表監督、フィリップ・トルシエ氏がサンテミリオンでワインを作っているという話にぶつかり、とんでもないところで情報が繋がる楽しさを味わえた。SASの生産者なので実質元詰め?生産者HPに白の情報は載っておらず、AOPボルドーであることを思いながら堂々と並んでいる様子を見るのは面白い。 体調の問題かもしれないけれども、抜栓したてのときはそうでもなかったが、3日ほどたってようやく香りの広がりが見えるようになった。5日ほどして栓を抜くとボトルから香りが薄く広く広がってくる。 若々しく軽快だが明らかに度数が高そうな粒が多くねっとりとしたラルム。適当な言葉が選択肢にないので色合いで軽快とした。 香りの系統は北方系に思えるものの、樽の香りと果実が相まり南方系に感じるようなイメージ。らしく樽は強いが共生している。 樽もアルコールも強く、舌へ柔らかな刺激を感じる程だがテクスチャーはスムーズ。バランスをとる豊富な酸量のお陰か嚥下にそれほど力を必要としない。 余韻もやや長いとしたが、通常の余韻からアルコールの刺激でリセットされ樽のスモーキーなフレーバーへと続いていくのでどこまでを余韻と取ってよいのかわからずそうした。が、果実から刺激、刺激からフレーバーへと続く余韻はこのワインの特徴といえると思う。 ワインを嗜まれる方と。ギローの辛口と比較テイスティングするのも面白そう。 ワインにされてボトル押し込まれてキレてるのかと思った。 晴れか傘のいらない曇りの日。小さなテーブルを囲む人数まで。鶏もものホワイトシチュー、名代芭蕉、越乃雪本舗の季節のお菓子詰め合わせに入ってる醤油せんべいみたいなやつ。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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