コート デュ ローヌ コート・デュ・ローヌという表記は『ローヌ川沿岸』という意味のフランス語｡ ローヌ地方は南部と北部に分かれており、特徴も異なる。北部のブルゴーニュではシラー、白はヴィオニエ種｡南部のプロヴァンスでは、シラーやグルナッシュ他、ムルヴェードルやサンソー等多品種。南部の栽培面積が広い為か、ローヌワインの殆どは南部の特徴を持つ。 アルプス山脈から吹き下ろされる寒冷で乾燥した風(ミストラル)が定期的に降る雨の後でも畑を乾燥させカビ等の病気から葡萄を守り、粘土や砂礫層など多岐に渡るが、水捌けの良い土壌が果実を小粒に育て､甘味を凝縮させる。 柔らかな酸味と、仄かな苦味｡フルーティさよりもドライフラワーの印象が強く、硬さの中にも良い香り｡ 後口がオイリーな割に厚みは無くて、フルボディと表記されていたけど個人的にはフル感はないかな？

kyu-B