ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ 2012、ジャン フィリップ マルシャン。おそらく、ジュヴレとして入手できるワインの中では最安クラス。 薄めの色調でクリアな感じの外見。香りは結構複雑でしっかり上がってくる感じです。 口に含むと酸が支配的で旨味が感じられません。こうなると、香りと味のバランスの悪さに違和感が強くなります。 ブラインドで飲めば、2000円前後のブルゴーニュ 2013と答えると思います。ジュヴレだと思って飲むと少し辛いです。 ジュヴレはブルゴーニュの村名クラスでもかなり名の通りがよいと思います。CやT,昔のDなど、ジュヴレ シャンベルタンのエチケット名にお金を払っているようなものだと感じるワインに時々出くわします。 お手軽に飲める「シャンベルタン的」なワインとしては需要があるのでしょう。ボルドーで「ポイヤック」という名のワインよりも「マルゴー」という名のワインのほうが倍近い価格で売られているのに似ています。(^^;; それでも、ヴィンテージが良ければ期待以上のケースもあるので、購入してみましたが自分的にはハズレでした。 もう一本、この作り手のカズティエがあるのですが、さてどうでしょうか？

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