ジャンジャヴィリエ ムルソー2018 微かにグリーンがかった澄んだイエロー 果実の中心はパッションフルーツだが、りんごくらいまで感じられ、ムルソーとしては熟度がやや控えめな印象を受ける ハーブはレモングラスにミントと爽やかで、いずれもライト ハチミツや木材など樽由来要素もあるが果実に寄り添う控えめな使い方 ほどよいミネラル感 酸は十分ながら、この若さにあっては少し穏やかか 優しく僅かに広がりを伴う苦味がある テクスチャーを形作る主役となる要素が不在で、よく言えばバランスが取れている、悪く言えば没個性的な味わい イオンリカー得意先の作り手と思われる 穏やかな果実香、爽やかさを強調するライトなハーブ香、酸・苦味いずれも控えめな味わいと早飲みを意識して仕上げられたと見える 4,000円台前半と村名格ムルソーとしては最安価といっていい部類で、比較的気兼ねなく開けやすいこともあってわかりやすい立ち位置 食事と喧嘩せず、すぐ出せて、スペックの割にコスパ○と飲食店向きな1本とも言えるかも

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