澄んだ輝きのあるグリーンがかったやや濃いイエロー。粘性はやや強く、ディスクもやや厚い。成熟度が高く濃縮感がある外観の印象。 香りの第一印象は開いていて華やか。特徴として、リンゴ、花梨、アプリコット、キンモクセイ、アーモンド、貝殻、鉱物、ジンジャー等。若々しく、第一アロマが強い印象。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。なめらかな酸味と穏やかな苦味。まろやかでふくよかなバランスで、アルコール感は中程度。余韻はやや短い。 成熟度が高く、豊かなワイン。提供温度は８℃〜１０℃、グラスは大ぶり。 可愛らしい醸造所？が印刷されたDIAM5が特徴的。 色と香りでニューワールドと間違えてしまいそうな感覚に陥る。どの果実も甘やかな香りを放つような熟度で、花の様子も大きく満開のものが一つおいてある印象。 刺激としてのみ残る発泡感があるものの、香りからくる甘やかさと、まったりとした食感が残糖の甘さをを目一杯引き上げているような感覚。嚥下までのボリューム感は非常に大きいが、底の方にあった酸と苦味がふと帰ってきてあっさりと締めて消え去る。 添加物へのアレルギーは極力持たないように気をつけているが、同社が澱をふんだんに含ませたソアヴェや、SO2フリーの商品をリリースしているにもかかわらず、CMCとアカシアを添加してまでDOCGとして出した理由は気になる。 ガルガネガは爽やかでさっぱりとしていて、という印象が強かったが、マクロに見ているだけではいけないと改めて思い知らされる。 ガッツリとしたものが食べたいが、時間がないときの昼食。 鯵の南蛮漬け、チキン南蛮、ウォッシュタイプ。

瀬戸 咲弥