カナダ。 品種はメルロー40%、ピノ・ノワール31%、カベルネ・ソーヴィニヨン29%。 珍しいカナダワインに、珍しい品種の組み合わせ。 セオリー無視で作ったから、罪な男ってワイン名なんだそうだ。 黒い果実、コーヒー、黒オリーブ、胡椒系のスパイスの香り。焦げたようなロースト香もある。 組み合わせの妙なのか、それぞれの品種からはあんまり想像できない、ちょっと変わった香りがする。 酸もタンニンもほどほどで、軽くサラッとしている。果実味は弱くドライでスパイシー。年数が経ってるからか、滑らかでこなれている。 お値段からしたらなかなかだけど、個人的にそんなに好みのタイプではなかった。 インポーターはモトックスになってるけど、もう取り扱いを止めたのかネットで全然情報が出てこない。そういえばこれを買ったお店も最後の1本で、タグに小さく終売ってメモが書いてあったな。

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