チリ中央部セントラル・ヴァレーのマウレ・ヴァレー地方ロンコミラ・バレー地区、ジー・セブン ザ・セブンス・ジェネレーション グラン・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン2018。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。 色味は明るいガーネット、香りはブルーベリーのバランスに軽くプルーンのニュアンス、甘みあるリコリスのスパイス香、すっとするハーブ、バニラ、カカオやロースト感が強い樽香がかなり強く香る。 飲み口は中庸～やや主な口当たり、ふくよかな果実味にバランスよいさわやかな酸味、タンニンは厚みあるがきめ細やか。 ローコストワイン、例えばアルパカ/コノスル/イエローテイル等と並ぶG7の上級ライン、とは言っても千円台後半のお値打ちワイン。非常にロースト感が強くてそれがほぼ8割を占め、半面果実感はそこまで強くないので、樽由来の香りがはっきりと強いワイン。いわゆる厚化粧と言われる方向性。 なんちゃらポイント90点。一瞬それがDecanter、つまりイギリスの有名ワイン雑誌デカンター誌に見え、デカンター誌の評価で90点!?と驚いたが、まったくもって別物。

TKR