『No.1146 食と楽しむマストアイテム』 【グルマンディーズ/2022年】 ジュリアン・ペイラス/フランス・ラングドック ・サンソー100％ 合わせた夕飯 ・牛こまの野菜炒め ・チャーハン 抜栓し、グラスに注ぐと、ほんの少し濁りのある淡いガーネット。乳酸菌飲料的な濁りと言えばいいのかな。香りの方は…まず来るのは梅や紫蘇。あとアセロラかな。 我慢できずに一口…ん？…ほんの少し感じるガス感…微発泡まではいかないほのかなガス感。そしてキュッとくる酸味。強めのアクセント的な酸味。果実をギュッと絞った感が口中にあふれてくる。うん、美味しい！果実由来のほの甘さに、コリっとしたミネラル感。余韻は短め…ってか、このワインに余韻は求めなくてもいいと思う。 だってグルマンディーズ！食を楽しみながら飲まなきゃ…ってことで。 牛こまと野菜を焼肉のタレ(我が家はモランボンのジャンを愛用)で味付けした炒め物にまずよく合う。たれの甘味とグルマンディーズの酸味が実に良く合う。ついつい食もワインも進んでしまう。比較的軽快なボディ感も相まって、チャーハンとも相性がよかったり。 それにしても、軽快なボディなのに、味わいに独特の複雑さを感じさせるのはなかなかだと思う。でもこのワインだと複雑なこと考えずに食事と共に楽しみながらいただくのが一番だと思う。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ