ラングドック。樹齢120年のカリニャンなのだとか。コルビエールのAOCを名乗れないからカリニャン単一は珍しいのだとか。 半額セールで1600円。安すぎだろ。 色はボルドーよりも黒が強い。樹液のような色。縁は鮮やか。 香りの広がりは素晴らしい。心地よい還元香。仄かな硫黄。還元のニュアンスがプラスにしか感じないほど良い。その奥に豊富な黒を中心としたベリー。ハーブ。ナチュールの中ではやや重心が低くトロッとしたような印象を受ける(香りの時点で)。 確かに重心は低めだが、軽いタンニン。 生き生きとした酸味。 主張しすぎず体にスッと入るエネルギー。こんなところまでエレガント化の波が来てるの？(笑) あえて欠点を言うなら、自分には甘い、ベリー感が強い事と、後味の充実感が足りないことか。 それにしてもラングドックはもはや一大産地なんじゃないの！？

hamuito

同意。ラングドックの最近の躍進は目覚ましいものがあると感じます。なにがあったのでしょうか？以前は単に安ワインの産地と思っていたのですが。ハイクラスなラングドックが輸入されるようになったのかな。

Nora

・自然派の技術が向上した ・ACの確立によってテロワールを意識したワイン造りがされるようになった ・飲み手の意識の変化 ・輸入されるワインの種類が増えた くらいかなーと思ってます。 しかし品位の高いワインやテロワールを表現したワインが多く(多分w)、マイナー地域の中でも抜きん出てる気がします。

hamuito