ワイン | Ch. Génot Boulanger Meursault Les Vireuils(2007) | ||||||||||||||||||||
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大木先生、留年阻止のレポート提出ですね(^o^) まじめに調べてみますと現在のフランソワの娘夫婦4代目ギョームとオードの夫妻によって運営されるようになった2008年以降はシャトーを名乗らずドメーヌ・ジェノ・ブーランジェとなっているそうです。シャトーの名はブランドとして一部のラベルには残しているものの基本2009年以降はシャトーを捨ててラベルのデザインも全く異なるドメーヌ・ジェノ・ブーランジェとなっています。 やはりムルソーのワイナリーとしてシャトーはどうかと思ったのかそもそも醸造所の位置がシャトー・シトーの近くだったことからシャトーを名乗ったようです。 …こんな感じで合格でしょうか?
白猫ホッサ
ムルソー村名格畑ヴィレイユを飲む。 いやいやジャン・マルク・ルーロのヴィレイユ13年の美味しさに感動して始まったこの村名格を飲むシリーズももう5本目です。 ムルソーの村名格畑レ・ヴィレイユはオークセイ・デュレスとの境の北西側に位置し、ミネラリーな味わいの小石の多い石灰質の土壌とフルーティな味わいになる赤い粘土質の土壌との上下部の2つに別れる畑。 今回はムルソーにあってドメーヌでなくシャトーを名乗る珍しいワイナリー、シャトー・ジェノ・ブーランジェのムルソー・レ・ヴィレイユ2007年です。 シャトー・ジェノ・ブーランジェは1974年からシャルル・アンリ・ジェノによって設立されデラビィー・ジェノとフランソワ・デラビィがワイン造りを行ってきました。現在はフランソワの娘夫婦4代目ギョームとオードの夫妻によって運営されているムルソーやピュリニー・シャサーニュを中心に畑を所有する名門シャトーです。 シャトーの蔵出し07年ヴィレイユどうでしょうか。 なかなかのゴールドの色調。トロリとした飲み口で甘い果実味にバター蜂蜜ナッツ香ほのかな樽香して一口めはコッテリのムルソー味です。しかし飲み進めていくうちに主張してくる酸味にミネラル旨味。よく冷やしていくとはっきりとするミネラル骨格の中にコッテリした果実味が余韻で残りなるほどヴィレイユの07年はこんな感じになるのですね(^o^)。 なかなかコシュデュリやルーロを超える味わいのヴィレイユはないようですがこれはこれで07年ムルソー村名格として美味しいワインです。
白猫ホッサ