ポルトガル、バイラーダ。 品種はバガ100%。 飲んでみたかったポルトガルの土着品種で、ポルトガルにしては珍しめな単一品種のワイン。1リットルボトル。 一瞬ロゼかと思うほど色彩は薄くピンクがかっている。 果実よりもピンクや赤などの花の香りが中心。 時間が経つとうっすらとイチゴキャンディみたいな甘い香りも出てくる。 アルコール度数11.5%と低く、酸も控えめでタンニンはほぼ無く、香り通りに華やかで軽やか。透明感もある。 これはまたえらく軽快なワインだなと思って情報を漁ってたら、バガって品種の特徴は真逆のことが書いてある。 どうも「他とは異なるエレガントなバガを表現したワイン」なんだそうだ。 春めいてちょっと暑くなってきたこの時期に、少し冷やして飲んだらとてもいい。美味しい。 お花見に持って行ったらピッタリかも。 ただ、なるほどバガはこういう味の品種なんだなって覚えたら、他のワインを飲んだときにビックリしそう。

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