『No.561 実に素晴らしいまとまりの良さ』 10月に入り、衣替えって事でスーツの袖を通してみた。ん？緩っ！朝のうちはまだいいけど、昼間は緩くてちょっとグロッキー。まぁ脱ぎゃいいんだけど、なんだか負けた気がして... ...何に？ 今日は妻が夕飯を作ってくれていた。おぉありがたや♬ そんな今夜の夕飯のメニューは... ・ラザニア ・オクラとササミの梅和え ・茹でブロッコリーとチーズ盛り合わせ(マリボーとチェダー) ・じゃがいもと玉ねぎのポタージュ とても美味しそう！ありがとう！そして今夜はセイズファームのプライベート・リザーブ・カベルネ・ソーヴィニョン・メルロー2014年をお供に。先日メルローをいただいたが、とても丁寧な作りに驚かされた。今回はプライベート・リザーブシリーズ。きっとより美味しいんだろうなぁ...なんてハードルを高くしたりして。 まずは香りの方から...フワーッと香るベリー系やレーズン、プルーンのような豊かな果実の香り。そして一口...お！ん？えっ！...あぁ喉を滑らかに滑っていく。そして実に美味しい！何だこれ？なんて丁寧な作りなんだ？ あくまでアクセント的な(でも大事な要素)酸味、実に気持ち良い。そして液体にキレイに溶け込んだタンニン。旨味と果実味のバランスの良さ。後味にほんの少しのミンティ感。もう飲んでいて実にまとまりが素晴らしい！この作りの丁寧さとポテンシャルの高さはハンパないなぁ。 妻が作ったラザニアとの相性が実に素晴らしい！ラザニア→ワイン→ラザニア→ワインと調子がいい時に出てくるメビウスの輪状態。だって美味いんだもんなぁ。 カベルネ・ソーヴィニョンにメルローだとやたら硬くてという自分のイメージなのだが、セイズファームのそれは違う。液体が実にしなやか。 しなやかでサラサラでシルキー。だけど旨味はしっかり詰まってる。無駄な雑味は皆無。実に幸せな気分を味わえるそんな一本だなぁと思った次第。 日本ワインは全然大丈夫！まだまだ捨てたもんじゃない！ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ