Terre del Barolo Barolo Cannubi写真(ワイン) by chambertin89

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REVIEWS

ワインTerre del Barolo Barolo Cannubi(2008)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2025-04-26
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

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    chambertin89

    【今夜は月例ワイン会】5 最後は私の持ち込み テッレ・デル・バローロ バローロ・カンヌビ2008 昨年の誕生月は「王のワイン、ワインの王」(シャトー・グリュオ・ラローズ)を持ち込みしたので、今年も「ワインの王」(バローロ)にしました(^_^) カンヌビは詳しくない私でもバローロ最良の区画の1つと知っていましたし、2008なら飲み頃かな、と期待。 先のマルサネよりも濃く、赤みも窺えますが、まだ若々しさも感じる色合い。 ベリー系の香りにドライフルーツ、ドライフラワー等のニュアンスで熟成を感じさせますし、タンニンも程よく溶け込んでいる印象で、飲み頃に入ってきてとても美味しいなと思っていると、いつものご主人がデキャンタージュを始めました。 エレガントで飲み頃かと思いましたが、飲み進めてみるとまだ本領発揮ではなく、デキャンタージュした方がより良くなった印象です(^_^) これからまだ一皮も二皮も剥けて素晴らしい熟成が期待できそうな、流石ワインの王バローロという感じですね(^_^) 出来れば更に寝かせてリピートしてみたいです。 今月はスタさんお休みの為、ちょっと加工してエアニギニギ(笑) 【ショップ情報】 1958年12月8日、アルナルド リヴェラは、生産者組合としてテッレ・デル・バローロを設立しました。バローロ・エリアでは当時、葡萄の売買はアルバ市内のサヴォーナ広場(現在のミケーレ・ファレロ広場)を中心に行われており、農家たちは荷車に葡萄を積んでこの広場まで足を運んでいました。葡萄は生鮮食品であり、長く保管することは出来ません。そのため、農家たちはブローカーがどれだけ安く買いたたいても、生活のために葡萄を売らなければなりませんでした。 このような状況で、葡萄農家たちの尊厳と生活を守るために立ち上がったのがアルナルドでした。彼は、バローロを産出する村のひとつ、カスティリオーネ・ファレット村に生まれ、この地で小学校教師として勤務し、後に36年もの間村長を務めた人物です。こうした経歴もあり、カスティリオーネ・ファレット村を含め、バローロ・エリアの人々のために組合を造ることを思いつきました。葡萄を安く買いたたかれる現状を変え、農家たちが自らの手でワインを造り、適切な価格で販売する。こうして、彼の意見に賛同した22軒の葡萄農家とともに、生産者組合テッレ・デル・バローロが誕生しました。 設立当初22軒だった組合員も、現在では300軒を超えるほどとなりました。所有する葡萄畑は、バローロを産出できる11の村全てにあり、合計で600haにも及びます。 「バローロ カンヌビ」は、バローロのクリュにおいて最も著名なクリュです。バローロが名声を博す以前、1752年産のラベル表示があるボトルが発見されています。周囲をカンヌビ ボスキス、カンヌビ ムスカテル、カンヌビ・サン・ロレンツォ、カンヌビ・ヴァレッタ等のクリュに囲まれた丘の中心部、19.53haがカンヌビとして名乗ることが出来ます。土壌はディアーノ・ダルバ砂岩で水分が少なく、有機物を多く含みます。「カンヌビは他の畑よりも暖かい特徴がある」とダニエーレは話します。 少し熟成が感じられる色を帯びた深いルビーレッド。メントールのような爽やかなアロマに、ミネラルのぴりっとした要素、そしてドライフラワーのアロマも感じられます。複雑な骨格があり、やわらかくシルキーなタンニンがあり、非常にエレガントで持続性があります。余韻には、スパイスや、砂糖がけの果実のニュアンスが心地よく感じられます。

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