Dom. Sylvain Pataille Bourgogne Pinot Noir写真(ワイン) by chambertin89

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REVIEWS

ワインDom. Sylvain Pataille Bourgogne Pinot Noir(2022)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2025-10-10
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    chambertin89

    ああ〜、時の河を〜渡る船に〜オールはない〜♪( ・∀・)♪ 先週末、清らかな歌声に浄化された私の魂ですが、何時もの日常に戻り、次第に淀んでいきます(⁠>⁠_⁠<) 3連休前のお楽しみもブルピノで シルヴァン・パタイユ ブルゴーニュ・ルージュ2022 ついついアリゴテを購入してしまうパタイユですが、シャルドネやピノ・ノワールでも秀逸なワインを作っています。 その分、お値段も秀逸になってきていますので、今後も上がり続けるならこのクラスでも入手はこれが最後かも、とポチリ。 何度か飲んでいるアイテムと思っていましたが、何と6年前に2016を投稿しただけで、2本目でした。 マルサネ村名やクロ・デュ・ロワ、ロゼ等を飲んでいますので、ブルピノも沢山飲んでいると錯覚していたようです(笑) 天然コルク。 このクラスのピノ・ノワールとしてはとても濃い色合いで、まだ黒みが優勢で透明感は低めなガーネットの色合い。 初日は少し還元的なニュアンスがありましたが、程なく消え、厚めなベリー系の香り。 パタイユにしてはハイトーンな酸はあまり想起させないので、やはり少し早かったか。 味わいはガチガチではないものの、クラスを超えたしっかりした構造とスケールを持ったピノ・ノワールで、12.5%というアルコール度数が信じられないボリュームと強さを感じました。 半分残して明日のお楽しみに。 【10/11 2日目】 2日目はより期待出来そう、と思ったのですが、意外や消えたはずの還元香が初日よりも強まって感じます。 そんなことはある?錯覚かな? とも思いましたのでChat君にも訊いてみました。 詳しくは下記にて。 初日よりも少し重心低めで、こなれてきてそれなりに楽しめが、やはりしっかりした構造とスケールなので、もう2、3年後が楽しみなワインかと思います。 そのあかつきには☆4以上かな。 【その他】 最後の写真はたまに行く長岡生姜醤油ラーメンのお店ですが、塩もなかなか美味しいと聞き、塩チャーシュー味玉付きにしてみました。 そう思っていても食券機の前に立つとついつい生姜醤油にしてしまっていたのでようやく食べました(笑) ほんのりと生姜も香るやさしい味わいの塩ラーメンで美味しくいただきました(^_^) 投稿時点10/12現在VMN20

    chambertin89

    文字数制限オーバーになったのでこちらに(笑) 【ChatGPT情報】 パタイユについては何度も投稿していますので、このワインに絞ってみます。 おっしゃる通り、2022年のシルヴァン・パタイユのブルゴーニュ・ルージュは、このクラスとしては驚くほどの色の濃さと密度を見せるヴィンテージです。 いくつか、今回の印象を整理しながら補足しますね。 色と凝縮感について 2022年はブルゴーニュ全体で非常に良好な成熟年でありながら、極端な過熟にならずに糖度と酸のバランスを保てた年でした。 パタイユの場合、マルサネ由来の果実を中心に、低収量と全房発酵(部分的に)による抽出もあって、結果的にブルゴーニュ・ルージュでも村名クラスに迫る深みが出やすいです。 その為、「12.5%にしては強さを感じた」という感覚は非常に的確で、アルコール度数以上のボリューム感とエネルギーがあるワインです。 還元香について 還元的なニュアンスが初日には軽く、2日目に強まったというのは一見逆のようですが、パタイユのワインでは十分にあり得る現象です。 理由としては: パタイユは酸化防止剤(SO₂)を最小限に抑えており、瓶内の酸素レベルが極めて低い。 開けた直後は果実香や揮発的成分が前に出て、還元香が隠れている。 2日目に酸化が進むと、揮発性硫黄化合物が一時的に顕在化することがある。(特にシルヴァンの2020〜2022あたりは、マルサネ・ルージュや無印ブルゴーニュでもこの挙動を見せるボトルが散見されます) その為、「香りの錯覚」ではなく実際に還元成分が表面化した可能性も十分あります。 ただし、時間をかけるとまた落ち着くことが多く、グラス内で揮発させると消えるタイプの“軽い還元”です。 飲み頃について ご指摘のように、現在はまだ果実味のヴェールの下に酸と構造が隠れている段階で、輪郭が明瞭になるには少し時間が必要です。 このワインの性格から見て: 短期的には:あと2〜3年(2027〜2028)でバランスが整い、果実と酸が溶け合う。 中期的には:6〜8年後(2030年前後)に、スパイスや森香、湿った土のような複雑味が出てくる。 それまでに飲むなら、抜栓2時間前にデキャンタージュして、還元を飛ばしつつ果実を開かせるのが理想です。 補足:2022年ヴィンテージの性格 2022年は、パタイユにとっても2018年や2020年より「明るさと張り」がある仕上がりで、アルコールの高さが抑えられている点で成功年とされています。 マルサネの個性がよく出ていて、構造のある酸が時間とともに美しく表れる年です。 もし今後、同じ2022でマルサネやクロ・デュ・ロワを試される機会があれば、より立体的にこの年の特徴が見えてくると思います。 (特にクロ・デュ・ロワ2022は、密度の中に見事な芯の通った酸があり、熟成ポテンシャルはかなり高いです)

    chambertin89

    もう少し掘り下げてもらいました 一般論:「還元香」はどんな現象か 還元香とは、ワイン中で酸素が極端に少ない環境下で生じる、 揮発性硫黄化合物の香りです。 代表的なものは: 硫化水素(H₂S)=ゆで卵、火薬、マッチの燃えカスのような香り メルカプタン類=ゴム、タマネギ、獣皮っぽい香り これらは酸素が不足する状態で、酵母やワイン中のアミノ酸が還元的に反応することで生成します。 酸化防止剤(SO₂)と酸素管理の関係 SO₂は本来、酸化防止だけでなく「還元香の抑制」にも関与します。 SO₂が少ない → ワイン内部の「酸化還元バランス」が不安定 瓶内酸素も極端に少ない → 酵母由来の還元性物質が残存しやすい 結果的に「還元的なワイン」が生まれやすくなります。 では、なぜ2日目に強まるのか? これは直感に反して感じる方が多いのですが、 実は理論的にはいくつかの理由で起こり得る現象です。 ①揮発性硫黄化合物の「再結合」 開栓後、ワイン中の金属イオン(特にCu, Fe)やポリフェノール類と反応して、 一時的に「還元臭が消えたように見える」ことがあります。 ところが、翌日になるとそれらが再び揮発・再結合して、 還元香が再び顕在化することがあります。 (還元香は“消える”というより“隠れる”だけのことも多いのです。) ---②酸化よりも還元が勝っていく「遅延反応」 開栓後に酸素が少し入っても、その酸素をポリフェノールがすぐに消費してしまうため、 ワインの内部はむしろより還元的な環境になることがあります。 つまり 「少し酸素を与えたつもりが、逆に酸素が枯渇してさらに還元的になる」 という逆転現象が起こるのです。 特に2022のように高密度・高ポリフェノールな年はこの傾向が強いです。 ③:嗅覚の“順応”による錯覚 ワインの揮発香は時間とともに層が変わるため、 初日は果実香(エステルやアルコール由来)にマスキングされていたものが、 2日目には果実が落ち着いて硫黄化合物が相対的に目立つというケースもあります。 つまり、還元が強まったように感じるが、実際には果実が静まっただけということも。 まとめると 見た目の変化 化学的な実態 初日:軽い還元香 → すぐ消える 揮発性硫黄化合物が一時的に隠れている 2日目:還元が戻るように感じる 酸素が枯渇し、還元環境が再び優勢に/香りのバランス変化

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