ディアデマ ブランドブラン2002 深みのあるイエロー ハチミツ、バター、イースト、果実の砂糖漬 豊かな熟成香やに反して20年を経たにしてはまだまだ先がある若さも感じられ、行ききったような感じは全くない アタックに微かに甘み じわじわ広がる穏やかな苦味を伴う 酸は溶け切っていて、わずかに視覚で捉えられる泡も静かなもの 旨味も優しく柔らかなもので、テクスチャーは熟成の割には細身な印象を受ける ディアデマがかつてリリースしていたブランドブランの2002 小売市場にはほとんど残っておらず、市場価格はもはやわからないが、凄みのあるいわゆるグランヴァン然とした味わいではなくそれほど高い評価はされないかもしれない 一方で熟成年数の割に驚くほどの若さを残している点には目を見張るものがある

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