Ch. de la Maltroye Bourgogne Pinot Noir写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインCh. de la Maltroye Bourgogne Pinot Noir(2020)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2022-12-26
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯5,000円 ~ 6,999円
価格
インポーターファインズ

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、紫がかったやや濃いルビーレッド。粘性はやや強く、ディスクはやや薄い。外観の印象は、若々しく、軽快。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、ラズベリー、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、バラ、ボタン、ローリエ、リコリス、ヴァニラ等。香りの印象は若々しく、第一アロマが強い。 アタックはやや強く、甘みはソフト。シャープな酸味と力強いタンニン。流れるようで固いバランス。アルコール感は中程度で、余韻はやや長い。 エレガントで、余韻の長いワイン。提供温度は14〜16℃、グラスは中庸。 価格も瓶もフィルムキャップも、お値段よりがっしりとしている印象。濃く透明度の高いルビーレッドとも、淡いダークチェリーレッドとも言えるような外観。しかし、中心部に向かっての色合いは均一でグラスの底もしっかりと見えるため、淡い印象が勝る。 抜栓から赤系果実の芳香が漂う。注いだ時点では各果実がつながりつつ、重たさを感じるねっとりとした香りに、溶かしバターやバニラのような甘やかな香りが混じり合う。スワリングすると、熟した果実感がグラスからこぼれ、軽快さが沸き立ってくる。 アタックから全体的に酸がリードして、重さを感じさせないどころか、余韻のあたりまで常に酸が主張してくる。 繊細でワガママだが、十二分にポテンシャルのあるワイン。低い温度でも香りのボリュームは十分だが、口に含むと流れの違いに驚く。冬も夏も、エアコンで室温の調整が必要であると思われるワイン。少なくとも、冷蔵庫から取り出してすぐ飲もうと思ってはいけない。ワインの温度に対する重要性を改めて認識させられた。 室内で放置(10℃程度)した2日目でも酸がリードすることに変わりないが、それでも大分おちつき舌触りに滑らかさが出てくる。 天候は問わないが、あまり暑くない日。小さなテーブルを囲む人数までで、ワイン経験者だとなおさら。 塩味のきいた白カビ。トマトを効かせたロールキャベツ。エビがそのまま入ってるタイプのえびせん。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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