開けるのが早いことは重々承知ですが、もう一本買ってきたので今回は早飲みさせていただきます。 ロジャー・グラート ジョセップ ヴァイス 2014。 おなじみロジャー・グラートの美味しいと評判のキュヴェ。 開栓直後からもうすでにスタンダードロジャー・グラートとは違うことがわかります。 まず、漂ってくる香りが通常のものよりもはっきりとしており、柑橘系、リンゴ、まだ弱めだが、蜂蜜のような甘やかさも内包されている。 グラスに注いだときの泡の立ち上り具合も、スタンダードと比べてきめ細かく、力強い立ち昇り。 トースト、やや蜂蜜感。柑橘系や青りんごのニュアンスからくる、酸や甘みも通常ものより厚みがある。 もう何年も熟成を経れば、確かにとんでもなくハイコスパで美味しいのだろうなというのが伝わってきます。 下北沢のビール専門店、「北沢小西」で購入したクラフトビール2種。片方は先輩に飲まれたので、自分はジャケ買いしたフランスのビール。「デボーシェ モザイク Tōbō-sha」をいただきます。お値段は1300円くらい。ビールとしてはここまで高価なものは今回が初めての購入です。 感想はもう、ただただ驚きでした。 香りからしてそのへんのビールと段違い。苦味の中に内包される、シトラスのすっきり心地よい果実のフレーバーと、ココナッツのような確かな甘み。度数も7度あるので、ボディもそれなりにあります。なんというバランスかと。 クラフトビールも奥が深いですね。。。

ニッシー 2025（Vin étudiant）