Like!:10
3.5
試飲会にて ソノマコーストAVA表記に二転三転させられるワイン。 ワイナリー名でもあるチョークヒルはロシアンリヴァーヴァレーのサブリージョンでもある。では何故ソノマコーストAVAを表記しているのか。それは恐らくだが昨今のソノマコーストブランドにあやかるためだと思う。 チョークヒルはロシアンリヴァーヴァレーの下位AVAなのだが、「拡大された」ソノマコーストAVAと被っている。ワインの世界でよくある話で、ソノマコーストといってもバラエティに富すぎているのが実情。だからこそフォートロスシービューやペタルマギャップ、ウェストソノマコーストなどといった「真の」コースタルサブリージョンが続出しているという事情がある。 ところが、だ。真のコースタルではないこのワインは、ではダルっとした味わいなのかと言うと「トゥルーソノマコースト」の味わいなのだ。ワインは理屈じゃない(表面的な理屈がわかっても関係する全ての真実を知っているわけではない)のだなぁ、と実感させられる。 結論から言うと極度に「買い」のワイン。今時トゥルー系のハイレベルワインは価格設定が強気すぎるが、これはとても抑えた値段に感じる。 ふくよかさが程よく、非常にシャープだがまろやかなシャルドネ。 さすがオルカセレクト。
m.shingo
Vinica アプリ 無料ワインを探す・記録・SNS
使い方・機能紹介を見る
試飲会にて ソノマコーストAVA表記に二転三転させられるワイン。 ワイナリー名でもあるチョークヒルはロシアンリヴァーヴァレーのサブリージョンでもある。では何故ソノマコーストAVAを表記しているのか。それは恐らくだが昨今のソノマコーストブランドにあやかるためだと思う。 チョークヒルはロシアンリヴァーヴァレーの下位AVAなのだが、「拡大された」ソノマコーストAVAと被っている。ワインの世界でよくある話で、ソノマコーストといってもバラエティに富すぎているのが実情。だからこそフォートロスシービューやペタルマギャップ、ウェストソノマコーストなどといった「真の」コースタルサブリージョンが続出しているという事情がある。 ところが、だ。真のコースタルではないこのワインは、ではダルっとした味わいなのかと言うと「トゥルーソノマコースト」の味わいなのだ。ワインは理屈じゃない(表面的な理屈がわかっても関係する全ての真実を知っているわけではない)のだなぁ、と実感させられる。 結論から言うと極度に「買い」のワイン。今時トゥルー系のハイレベルワインは価格設定が強気すぎるが、これはとても抑えた値段に感じる。 ふくよかさが程よく、非常にシャープだがまろやかなシャルドネ。 さすがオルカセレクト。
m.shingo