Sine Qua Non Omega
シン・クア・ノン オメガ

唐揚げさんとmihoさんが、中標津に遊びに来てくれたので、2泊3日真冬の北海道の旅をご一緒させて頂きました！^ ^ 初日に飲んだ本数が多過ぎてそろそろ記憶が危ういですが、それでも印象深くて忘れられない味わいなのが唐揚げさんのシネクアノン、ピノ・ノワール「オメガ」。 個人的に今年は「エレガントなカベルネソーヴィニヨン」を見つける1年にしようと思っていますが、ブラインドで飲んでみて「まさにこれだ！！」と思った味わいでした^ ^ 蓋を開けてみたらピノでしたが…^ ^ 香りを嗅いだ瞬間にカベルネと確信する燻した桜チップや深みのある墨汁感からのほんのり獣感、甘いキャラメルやバナナの香り。ただ口に含むと香りから重厚なパンチを身構えた気持ちを良い意味で裏切るフルーティーな飲み心地！濃厚な黒い果実は感じながらも、ピノだからかタンニンは柔らかで酸味が効いていてスルスルと喉を通り、ブラインドだと不思議な感覚^ ^ 経験がないバランスなので、イタリアとかスペインの品種だったりするのかなぁとは思いましたが、まさかピノとは！ 追い求めているエレガントなカベソーは、まさにこんな感じです（笑）濃厚なピノが正解なのか… さすが世界を旅するワインラヴァー唐揚げさん… ど真ん中のチョイスに感動です>_< 気付いたらグビグビ飲んでしまいたくなる欲望に駆られますが、お値段的にも希少価値的にも、そんなライトな飲み方はできなそうなワイン。このフレンドリーさが、人を惹きつけるのでしょうね〜 凄まじいワイン、ご馳走様でした！

ヤツは席につくなりテーブルにワインを並べ始めた。 やけに嬉しそうだ。 どれも超の付くレア物のワインばかりだ。 夢でも見ているのだろうか？ いや、やはり幽霊に違いない。 でも、ヤツの勧めるままにワインを味見する。 シネクアノン オメガ 2003 ピノノワール。 今はもう造ってないらしい。 アルコールは15.5%もあるがそんなに高くは感じない。 辛口だがオークの効いた円やかな濃いめの味わいは、まだ衰えを知らない生命力の高いワインだ。 凄い！ 唐揚げさんから頂いた、メッチャ美味しい甘納豆と、 筒の中で２つの味に別れている超お洒落な羊羮。 例えるならば、うちの可愛い子ちゃんツートップか？ 何か違うか… まあ良い。 つづく