味わい |
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香り |
ワイン名 | Pierre Boisson Auxey Duresses Blanc |
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生産地 | France > Bourgogne > Côte de Beaune > Auxey Duresses |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | White Wine |
2024/04/14
(2020)
ピエール ボワッソン オークセイ デュレス 2020年をいただきました。 18年のエチケットとは違い、汚れのない白のエチケットでした。 柑橘やパイナップルの香りに、蜜がたっぷり、少しだけキャラメルの様な樽のニュアンスやハーブ。 果実の甘い味わい、酸が低く、温度が上がると少し緩く感じました。 あの酸っぱいブルゴーニュブランとは全く印象の異なるワイン。自家熟成中のブルゴーニュブラン、そろそろ飲んでみましょうか。
2022/02/04
(2018)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
2018 ピエール・ボワッソン オーセイ・デュレス ブラン コート・ド・ボーヌ ブルゴーニュ/フランス 木曜日のワイン。 仕事が長引き、少し遅めの帰宅でしたが、帰ったら次男と娘が晩ごはんをつくってくれていました。 残りご飯のドリアと、カリフラワーと舞茸と鶏胸肉のスープ、大根のサラダという晩ごはんに合わせて、オーセイ・デュレスの白を開けました。 作り手は、先日のダ・マサ新年会でぴのぴのさんが持ち込まれていた、印象的なブルゴーニュ・ブランとポマールの生産者、ピエール・ボワッソン。 そう、Johannes Brahmsさんのレビューを拝見して思わずポチった「あれ」です(笑) わざとヨゴレを作った、ちょっと狙い過ぎ?の感のあるエチケットのデザインは好みが分かれるかもしれませんが、中身はとても上質で、そこには異論の余地がありません。 外観は、非常に光沢と透明感の強いペールイエロー、いや、このグリッター感は淡いイエロー・ゴールドと呼ぶべきですね。 雨垂れのようなラルムが次から次へと落ちてきて、なかなか壮観です。見た目の粘性は、かなり高そうな感じ。 ちなみに、本日はラディコングラスを使用しています。 グラスからは、最初に僅かな還元香、次いで、抑制の効いた青い柑橘と緑の洋梨、青リンゴ、花梨、微かにジャスミンのような白い花や品の良いヴァニラの香り。 時間が経つとカラメルやノワゼットの香りも浮かびます。 少しコリッとしたミネラルのニュアンスもあり、全体的にとても上品な香りですね♪ 口に含むと、全体にリーンでタイトな印象はありますが、程々に効いた酸と締まった果実味のバランスが良く、そこに追いミネラルという感じて、まったく飲み飽きしません。 時間が経つにつれ、味わいにおけるミネラルの占有率がどんどん上がり、ゴツゴツした石をかじっているような感じというか、トロッケンのリースリングをいただいているような気分になってきます∑(゚Д゚) いやはや、予想外の展開になってきました(笑) 余韻は、酸がキレイに伸びてどこまでも寄り添う感じ。爽やかな清涼感が長く続き、最後にあるかないかわからない程度の微妙な苦み。 途中で何を飲んでいるのか、よくわからなくなりましたが、こういう透明感のあるシャルドネも面白いですね! 香りのタイプが違いますが、ちょっとルーロのワインを思い出しました。 Johannes Brahmsさん、楽しいワインをいただく機会をつくっていただき、ありがとうございました。
2021/12/30
(2018)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
17年のレジョナルが、とても酸っぱかった思い出のあるピエールボワッソン。 本日は、vinicaで話題の?オークセイデュレスをいただいてみます。 柑橘の香りに洋梨、噂通り時間が経つとキャラメルや焦がしバターの香りが混じります。 酸は弱いですが、ミネラリーで、18年にしては抑制の効いた、つるんとした果実の味わい。クリーミーないし、若干焦げっぽい余韻。 レジョナルとは全然表情の異なるワイン。ボワッソン、まだまだ飲んでみなくてはいけませんね!
2021/12/04
(2018)
赤ワインだけで通す筈でしたが、白ワインが無いと辛い料理が続いて、白ワインもお願いしました。 西麻布の怖いワインバーのご主人がお土産に持ってきたワイン!抜栓して頂きました。 抜栓直後はPierre Boissonにしては酸が弱く、味わいが薄いワイン?の印象でした。 が、、、時間が経つとキャラメルや焦がしバターの風味が現れて、良い意味で驚かされます。 それでもムルソーなどより酸は弱く、岩石のミネラルがありタイトな果実味の印象でした。 若いワインですが、空いたグラスから立ち上るキャラメルの香りがあり、もう数年熟成させればスケールが大きくなる?のでは?と感じます。
2021/11/29
(2018)
主たる目的はアンリジャイエを飲むことではありましたが、ここは代々木の巨匠の名店、目の前に出てくる素晴らしいお料理に合わせて、どうしたって白や泡を頂きたくなります(><) 「西麻布のバーのマスターがくれたワインあるけど開けてみる?」と巨匠が裏から出してくださりました。完全に、KT教授と一緒にいるからこそあやかれる、棚ぼたというやつです…(笑) ピエール・ボワッソンのオーセイ・デュレス2018です。評価高い造り手であることは知っていますが、飲んだことなかったので初めて戴きます^ ^ セイコガニの冷製や蛸のジェノベーゼとバッチリ合って、もう最高に至福の時間です。お料理が美味い美味い… もう食べ始めてからはニヤケ顔でため息と唸り声しか出ません…(笑) ワインはセラーから出てきて間もないうちは「樽がきいてて美味しい」程度でしたが、温度が上がってきたら、すごい勢いで開いていき、後半爆発的に強い香りがグラスから溢れ出ています! ブルゴーニュの白でこんな強い香りは初めてです!紅茶、樽、キャラメル、ヴァニラ、カスタード、クッキー、マスカット、エナメル… メラメラと甘くて強い香りが立ち上がってきます!シャルドネて、こんなに香りしましたっけ?!あまり香りが強くて、むせて口に入っていた蟹を吹き出しそうになるほどでした(笑) ルモワンヌは、空いたグラスからは凄い香りがしましたが、液体からこれだけの香りが湧き上がるものは初めてです! ブルゴーニュのシャルドネは数は多くないですが、これまで巷で「美味しい」と言われている造り手は、裾モノからグランクリュまである程度色々飲んできてはいると思うのですが、強弱はあれどどれも似通った味わいに感じてしまい、これといって印象に残るものに出会ったことがなかったですが、これは凄いです! 既に飲み切っていたKT教授に、お代わりを強要したほど感動してしまいましたが、教授は冷静に飲まれていたのを見ると、良いシャルドネをたくさん飲まれていれば、大騒ぎするほどのものではなかったのかも知れません…(笑) ただ個人的には、ブルゴーニュシャルドネ史上最も印象に残る味わいでした! やはりワインは、どこで、誰と飲むかが味わいに大きく影響するのですねー。