ソーテルヌ地区の格付けで第一級を獲得しているシャトー。16世紀まではアラール家が所有していたため「ドメーヌ・ダラール」と呼ばれていた。現在も残っているシャトーは、当時の国王の顧問をしていたブレーゼ・ド・スデュイローによって1670年頃に建てられたとされている。その後所有者は移り変わり、1992年、アクサ保険の子会社である「アクサ・ミレジム」が購入し現在に至る。シャトーはシャトー・ディケムに隣接し、200haの広大な敷地のうち90haがブドウ畑となっている。小石混じりの砂と粘土質の土壌で、平均樹齢30年を超えるセミヨン、ソーヴィニョン・ブランが栽培されている。セカンドワインは「Castelnau de Suduiraut」、「S de Suduiraut」は2004年が初ヴィンテージとなる辛口の白ワインである。