サン・ジュリアン村とマルゴー村の中間に位置するキュサック村にあるクリュ・ブリュジョワを代表する造り手のひとつ。歴史は古く、フランス革命以前からすでにシャトーが存在していた。オーナーは数々の変遷があり、現在はフランスの保険会社GMFグループと、サントリーの共同出資によるグラン・ミレジム・ド・フランス社が運営している。畑はボーモン(美しい山)の名の通り、なだらかな斜面がガロンヌ河に向かって続いており、ワイン造りに最適なミクロクリマを形作っている。自然環境を念入りに観察し保全する事をモットーとし、自然環境を大切にした栽培を目指すサステーナブル農法を実践し、テラ・ヴィティスの認証を得ている。