スペインを代表するワイナリーの一つ。1864年にボルドーでワイン造りを学んだドン・エロイ・レカンダがフランスから3種の外来種(カベルネ・ソーヴィニオン・メルロー・マルベック)の苗をリベラ・デル・ドゥエロの土地に持ち込み植えたのが始まり。スペインの伝統品種であるテンプラニーリョに上記の3外来種をブレンドする方法が独自のスタイルで造られたワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得、ベガ・ シシリアの名声は一気に世に広まった。1982年、現在のオーナーであるアルバレス一家が買収、以後資本を投入し、品質を向上させることに成功した。ベガ・シシリアグループは現在、ベンジャミン・ド・ロスチャイルドとのジョイントベンチャーを含め、スペイン国内に4つと、ハンガリーに一つのワイナリーを所有している。