味わい |
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香り |
ワイン名 | 'A Vita Riserva |
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生産地 | Italy > Calabria |
生産者 | |
品種 | Gaglioppo (ガリオッポ) |
スタイル | Red Wine |
2023/01/11
(2015)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2015 ア・ヴィータ チロ・ロッソ・クラッシコ・スペリオーレ・リゼルヴァ チロ・マリーナ カラブリア/イタリア 月曜日のワイン。 買い物に出かけるために家を出ようとしたら、マンションのエントランスで晴れ着姿の若い女性とすれ違いました。 よく見たら、私たち家族がこの集合住宅に住み始めてしばらくしてから生まれた、ふた部屋隣の家のお嬢さん。 そう、この日は「成人の日」でした。 そのお嬢さんのご一家は、昨年、近所に引っ越されたのですが、このマンションに現在もお住まいの祖父母のお宅を訪れたのでしょう。 華やいだウキウキした気持ちになるのと同時に、時の流れの速さにしみじみした気持ちにもなる光景でした。 さて、この日は2月に迫った長男の結婚式に備えた(主として娘氏の)、衣装関連の買い物の1日。 親族だけの内輪の式なので、そんなに格式ばった格好は必要ないはずなのですが、やはりフォーマルな衣装ということで神経を使うようです。 あれでもない、これでもないと、デパートの中をひたすら歩き、試着を繰り返した末、ようやくドレスが決まり、それに合わせるボレロやら、ススメ上手なお店の方のトークで母親のジャケットやらも決まり、合わせてお会計となりました(大汗) この後、池袋の街(普段行かないエリア)を散策し、お茶を挟んで秋田うどんのお店で、日本酒を飲みながら軽い夕食を取り、帰宅後にいただいたのが、ガリオッポ100%のカラブリアの赤ワイン、チロ・ロッソ・クラッシコ・スペリオーレ・リゼルヴァ。 チロは、赤・白・ロゼの3種類生産可能なDOCで、私の場合には、5年ほど前にロゼ(ロザート)をvinicaにポストしていますが、赤の投稿はこれが初めてです。 ちなみに、この時のロザートがイタリア20州コンプリート投稿のラストピースでした。 カラブリアのワインに出会う機会は、なかなか多くありません。 イタリアの形状はよくブーツに例えられますが、カラブリアはそのつま先に当たる部分。 チロ、そしてワイナリーが所在するチロ・マリーナは、土踏まずのアーチが終わり、接地が始まる辺りになります。 作り手のア・ヴィータは、もともと建築の仕事を志していた若きオーナーが、大好きなガリオッポの現状と将来を憂いて、自ら設立した新しいワイナリー。 このリゼルヴァは、彼らの渾身の作で、優良年にのみ仕込まれるワインです。 よく見ると、エチケッタの印刷に箔が使われていたりと、ディテールに拘りが感じられます。 実の良い天然コルクを抜き、ワインをグラスに注ぎます。 外観は、少しオレンジのトーンが入った透明感のある濃いルビー。 ぱっと見、ネッビオーロのような見た目です。 香りは、ドライフラワーの薔薇、多様なドライフルーツやダークチェリーのような熟した黒果実、そしてピリッとした刺激のあるハーブやスパイスのニュアンス。 やはり、香りもほとんどネッビオーロですが、そこからオレンジピールの要素が抜けた感じです。 口あたりは緻密でしなやか。テクスチャにエレガントなきめ細かさがあり、とても上質感があります。 ただ、このワインには、私が苦手なタイプのネッビオーロと同質の、収斂性の強いタンニンによる、猛烈な渋みがあります。 しかし、無視できない強烈な旨み(ネッビオーロより強い?)により、グラスを口に運ぶ動作が止まりません(笑) 強いタンニンと旨みによって作られたクッキリした骨格…逞しく力強い味わいです。 ブラインドで飲んだら、間違いなく「バローロ!」と自信満々で即答するでしょう。 ところが、答えた直後に、あれ?何か見落としていないか…そんな微妙な違いが気になる似方。 このガリオッポとネッビオーロの間柄は、ピノ・ノワールとネレッロ・マスカレーゼの関係にも似ていて、激似だけど微妙に、いや決定的に違うような気もします。 それは、二十歳(はたち)の成人と18歳の新成人ほどの違いでしょうか?(無理矢理まとめてみました・苦笑) しかし、このタンニンはやはり苦手ですが、本当に美味しいです。 あと5年、いや10年ぐらい待ちたいワインですね。
2022/10/07
(2010)
イタリア カラブリア ガリオッポ 2010年 オレンジ掛かった薄めのルビー色の液体からはドライフィグやドライローズ、トリュフ、ドライハーブなど香って複雑。 果実味はザクッと落ちていてシュッとしたボディ、相対的に酸が前面に感じられる。 そしてそれを上回る収斂味。 ネッビオーロの様な乾いて膨らみのあるパワフルなそれ。 旨味のエキスは充実してて飲み難さは無い。 余韻の頃には収斂味も程良く落ち着いて他の要素と調和し、熟成由来の甘やか旨味感とフローラルなニュアンスが心地良いフィニッシュ。 2日目以降で温度が上がった時には円みのある甘やかさも広がり、柔らかく近付きやすい雰囲気に。 恐らくガリオッポを飲むのは初めて?なので他と比べられないですけど、ブラインドで飲んだら熟したネッビオーロって自信満々で答えます。 それくらいタンニンの質感やエージングによって変化していく雰囲気が似てますね〜 熟したネッビオーロに感じるあの辺のたまらんヤツです笑 こんなキャラだと知らずに初日ボルドーグラスで飲んでましたけど、すぐにリーデルのウイングスに切り替えました笑 この子はちょっとビックリ。 やっぱり色々飲まんとあかんですねー♪ p.s. ボトルの底にはインパクト大の特大オリがドロッと鎮座してました(^_^;) p.s.2 投稿してから気付いてしまいました。。。 5年前に同じワインを飲んでいたようです。 完全に記憶から消えてました〜(-.-;)
2019/06/09
(2012)
イタリア カラブリア州 ガリオッポ 熟した黒い果実の甘い香り。 黒糖、熟した黒い果実、タンニン強し。 ひとくち飲むと、熟した果実の甘味のあとに押し寄せる渋味と粉っぽさ。 こんなに、渋味が残るワインて(笑) 渋柿かじっちゃった!って言う感じ(笑) 何かの間違いじゃない(笑) ヴィンテージ12だけど、古酒をいだだいてる時のような感じ。色あいも、少し煉瓦色。 ちょっと気になるので、他の造り手さんのもいただいてみたいな (*^^*) *ペスカトーレ *和菓子(生菓子)紫陽花
2018/07/10
淡路ポーク・ベルガモット・唐辛子とともに。久方ぶりのCiro。なかなか力強いタンニン。
2018/03/02
(2010)
澱が鰹節の如し 良いバランス
2017/07/27
(2010)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
イタリア カラブリア ガリオッポ100% 2010年 10年とは思えないほどオレンジ掛かった枯れた色合い。 香りは北イタリアのバルベーラが熟したような少しツンとする酸を思わせる香りや赤ベリー、スパイス、大地香、仄かに化粧香。 セメダインみたいな香りも。 味わいは果実味が落ち着いているから?ドライでアルコール感も高い。 酸も少し優勢。 そして色合いからはイメージできないくらいタンニン強し。 ドライさと相まって少し引っ掛かる感じ。 一方で余韻にはちょっとエロい感じの甘味も。 南イタリアのイメージとは全く異なる印象でした。 親しみやすい太陽の恵みってよりも北の引き締まったキャラ。 スゴくエキスの詰まったタニックなバルベーラみたいな!? 初めてのチロ(ガリオッポ)だったので相対的に評価できないですが、イタリアワインってホント色んな個性がありますね♪
2016/08/20
(2008)
レオーニにてペアリング 肉 鳩のロティ
2016/06/25
(2010)
二日目、苦味は後退、香り良し
2016/06/24
(2010)
こいつ変な苦味がある。最初から余韻までずっと
2014/12/13
(2008)
古酒っぽい。 @NOTE
2018/12/19
(2012)
2018/03/27
2017/12/01
2017/09/17
(2010)
2017/08/03
2017/02/26
2017/01/20
(2010)
2016/06/26
(2010)
2016/06/24
(2010)
2016/01/27
2015/12/08
2015/06/05
2015/05/01
2015/02/18
2015/01/28
2015/01/05
2014/12/21
2014/10/27
2014/10/19
(2008)
2014/09/01