イル・パラディソは中世より続く名家チェッティ一族のヴァスコ・チェッティ氏が、ワインに情熱を傾け1970年代に設立。 ヴァスコ氏は名外科医としても知られ、またサン・ジミニャーノ名称委員会の会長を2期務める。 早くから地元を代表するエノロゴ、パオロ・カチョールニャ氏を招聘し、ヴェルナッチャのみならず高品質赤ワインを送り出し、早い段階からスーパータスカンの生産者として注目を浴び、「エスプレッソ」誌ではGAJAやAvignonesiと共に高い評価を得ています。 サクサ・カリダはガーネット味を帯びた濃い目のスミレ色、エレガントに香る森の熟成した果実香、少々トリュフやきのこの香りが漂い、アロマに溢れるボディが見事で、後味の余韻も完璧。 イタリアワインで8000円台と言うのはかなりのお値段です。 あまりいい環境で保存していなかったので味は自信がなかったのですが、及第点といえましょう。 香りは完全ボルドーでブラインドだったら間違えます。 土の香りとベリーの香りがしっかりマッチしています。 タンニンもこなれており、とても美味しい。 やや早めに香りが飛んでしまったけど、楽しく飲めました。 About 8,000yen Sep 2012 in Osaka at Furukawa with Sie-Kensou

WINE NINJA