2017 アモロッティ　モンテプルチアーノ・ダブルッツオ　アブルッツォ/イタリア 水曜日のワイン。 晩ごはんのUSミートの厚切りステーキに合わせて、アブルッツォの濃い赤を。 外観は、ボトルイメージ通りの、黒に近い濃いガーネット。グラスが染まりそうな強烈な色合いです。 実際、ラルムが普通の赤ワインみたいな色のように感じます(笑) グラスからは、濃厚なブラックチョコレートとプルーン、ラズベリーの香り…ほかはちょっとよくわからない感じで、真っ黒な中にラズベリーの鮮やかなピンクが差し色のように香ります。 口に含むと、濃ッ！ 果実味、酸、タンニン、ミネラル、旨み…すべての要素が過剰に圧縮されている感じで、凝縮感が半端ない味わいです。 ただ、各要素のバランスはキレイに均衡していて、いま飲むことに不都合はありません。カチカチなのに強い旨みに惹きつけられて、つい杯を重ねてしまいます。 表面をカリカリ気味に焼き上げたステーキとの組み合わせも素晴らしいですね。特に噛み応えのある赤身部分との相性は最高です！ 個人的には、アルゼンチンのマルベックとの組み合わせに匹敵するペアリングだと、自画自賛したくなりました(苦笑) ブラックベリー、ブラックチェリー、ブラックペッパー、そして炭…あらゆるフレーヴァーが黒く塗り潰されていますね。 「真っ黒な固体」を飲んでいるような気持ちにさせられるワイン。 飲んでいると、口の中まで真っ黒に染まりました(笑) 濃厚民族の皆さん、出番ですよ♪

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