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3.0
このシャトーグリエは、購入記録に依れば1994年にパリのタイユバン(ワインショップの方)で3本買った内の最後の1本。 既に淡くなった記憶では、確かタイユバンが手がけているワインショップ寄ってみようと当初から計画していて、ある時一人で地図を手に探訪。ただショップはすぐには見つからず、それより先にタイユバンのレストランの方が目に付いたので、ランチとディナーの間でお休み中のレストランにお邪魔して、ワインショップの場所を教えて貰った様に思います。(すぐ近くだった様な気がしますが、、) で、訪れたショップ自体の記憶はほぼ無いのですが、多分、あまりめぼしいのが見つからず、とりあえずこのグリエ89を3本買ったみたいです。価格は1本460フランだった様。 一応フランスからのハンドキャリーで(なので裏ラベルが有りません)、購入時のシチュエーションも何となく記憶にあるワインで思い入れもありますが、本日開けたワインは、それほど印象的な物では有りませんでした。 89と既に35年経っていますが、この時期の白ワインなので、コルクさえしっかりしていれば、色もテイストも酸化熟成が進んだ兆候も無く、概ね全く健全ですが、何故かあまり惹かれません。そういう意味では、ちょっと残念でした。(悲しい事に、先に飲んだ筈の2本がどうだったかの記憶は全く有りません。) そのもう少し前の時代には、シャトーグリエは最小のACとして有名(今は違います)でして、当初は殆ど売っていなくて、近くの三つ星レストランのラ・ピラミッドでしか飲む事が出来ない、と言われていました。それで、すごく憧れを抱いていたものです。 でも、それ以降、ここらあたり以後のヴィンテージでは、結構日本でも売っているのを見ていますから、今はあまり稀覯品の感じがしませんね。 2011年ローヌに行った時に、シャトーグリエの畑を見てきました。こちらも淡い不確かな記憶なのですが、逆向き円錐の内面の一部分を切り取った様な、すり鉢状で下が狭い急斜面の畑の一番下の部分にシャトー(それと醸造所)が有って、シャトー背面の狭い扇型の急斜面に畑が広がってたと思います。ここは、ちょっと奥まった所で、その畑のエリアはあまり広く有りません。 思うに、この畑が元のシャトーグリエと思われます。と、言うのは、その斜面から離れた所の栽培可能そうな所も、見渡すとぐるっと葡萄畑になっていました。調べてはいませんが、ここらも全部シャトーグリエとなっている可能性があります。入手が何とか可能になったのは、もしかしたらそういう経緯も有るのかも知れません。 ちなみに、そのシャトー裏の急斜面のシャトーグリエの畑ですが、斜面脇からは入る事は不可能で(と言うか脇が無い)最上部脇の道から入る事が出来ました。そこから、斜面中腹まで畑を見ながら降りてみました。全て人手じゃ無いと、栽培収穫できない斜面だった記憶はあります。
xiphio
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このシャトーグリエは、購入記録に依れば1994年にパリのタイユバン(ワインショップの方)で3本買った内の最後の1本。 既に淡くなった記憶では、確かタイユバンが手がけているワインショップ寄ってみようと当初から計画していて、ある時一人で地図を手に探訪。ただショップはすぐには見つからず、それより先にタイユバンのレストランの方が目に付いたので、ランチとディナーの間でお休み中のレストランにお邪魔して、ワインショップの場所を教えて貰った様に思います。(すぐ近くだった様な気がしますが、、) で、訪れたショップ自体の記憶はほぼ無いのですが、多分、あまりめぼしいのが見つからず、とりあえずこのグリエ89を3本買ったみたいです。価格は1本460フランだった様。 一応フランスからのハンドキャリーで(なので裏ラベルが有りません)、購入時のシチュエーションも何となく記憶にあるワインで思い入れもありますが、本日開けたワインは、それほど印象的な物では有りませんでした。 89と既に35年経っていますが、この時期の白ワインなので、コルクさえしっかりしていれば、色もテイストも酸化熟成が進んだ兆候も無く、概ね全く健全ですが、何故かあまり惹かれません。そういう意味では、ちょっと残念でした。(悲しい事に、先に飲んだ筈の2本がどうだったかの記憶は全く有りません。) そのもう少し前の時代には、シャトーグリエは最小のACとして有名(今は違います)でして、当初は殆ど売っていなくて、近くの三つ星レストランのラ・ピラミッドでしか飲む事が出来ない、と言われていました。それで、すごく憧れを抱いていたものです。 でも、それ以降、ここらあたり以後のヴィンテージでは、結構日本でも売っているのを見ていますから、今はあまり稀覯品の感じがしませんね。 2011年ローヌに行った時に、シャトーグリエの畑を見てきました。こちらも淡い不確かな記憶なのですが、逆向き円錐の内面の一部分を切り取った様な、すり鉢状で下が狭い急斜面の畑の一番下の部分にシャトー(それと醸造所)が有って、シャトー背面の狭い扇型の急斜面に畑が広がってたと思います。ここは、ちょっと奥まった所で、その畑のエリアはあまり広く有りません。 思うに、この畑が元のシャトーグリエと思われます。と、言うのは、その斜面から離れた所の栽培可能そうな所も、見渡すとぐるっと葡萄畑になっていました。調べてはいませんが、ここらも全部シャトーグリエとなっている可能性があります。入手が何とか可能になったのは、もしかしたらそういう経緯も有るのかも知れません。 ちなみに、そのシャトー裏の急斜面のシャトーグリエの畑ですが、斜面脇からは入る事は不可能で(と言うか脇が無い)最上部脇の道から入る事が出来ました。そこから、斜面中腹まで畑を見ながら降りてみました。全て人手じゃ無いと、栽培収穫できない斜面だった記憶はあります。
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